紅葉も素晴らしければ、新緑も絶景です。!「姉川ダム湖」( ドローン空撮)

姉川ダムと新緑のダム湖

 今回投稿するのは新緑が素晴らしく綺麗な姉川ダム湖です。琵琶湖に伊吹山系の水を注ぐ姉川は、中流に歴史的に有名な姉川古戦場のある川で、その上流の米原市曲谷地先に建設された姉川ダムのダム湖です。(このダムは関西のスキー場で有名な奥伊吹スキー場へのアクセス道路の途中にあります。)

 昨年の秋も投稿しているのですが、ここは紅葉も素晴らしい場所です。ここの広葉樹は種類が多いのが特徴で、茶色の紅葉の中に黄色や赤色の紅葉が混ざる、正に、錦色の衣を着飾ったような景色になります。

 当たり前のことなのですが、ダム湖を取囲む山々の木のなかで広葉樹が多いからメリハリのある素晴らしい紅葉と新緑が見られるのです。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。  動画を気に入って下さった方は、ユーチューブで「👍」やチャンネル登録をお願いします。

 広葉樹は秋に色鮮やかに紅葉し、晩秋に落葉した後、冬は枯れ木の様に枝のみの姿になります。そして、春が訪れる時期に芽を吹き、生まれたてのようなみずみずしい若葉に包まれます。

 その時期は、特に目に優しい緑色の風景で癒されます。また、春はスギなどの針葉樹の濃い緑色と、広葉樹の薄い緑色とのコントラストが、山肌に独特の縞模様を造り出し、春ならではの新緑絶景を醸しだしてくれます。

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 今回は新緑に包まれたダム湖の空撮動画をメインに投稿しますが、併せて、素晴らしき紅葉の動画も投稿します。見比べて広葉樹の素晴らしさをご堪能ください。

 四季にそれぞれ木々の表情が変わる風景が当たり前となっている日本人は、そのことに対しあまり深く考えたことがないと思います。当たり前の風景でありながら、新緑や紅葉が見られる国は数少ないことに気づかずにいます。四季折々の風景が楽しめる日本は美しい国です。私は、日本に生まれて良かったとつくづく思っています。

(姉川ダムの概要)

 姉川中上流部の治水の安全に寄与するために計画された洪水調整ダムで、昭和60年度から建設事業に着手し、平成14年3月に完成しました。

 ダムの型式は重力式コンクリートダムで、堤頂長は225 m、高さは80.5 mと滋賀県内のダムとしては最も堤高が高く、自由越流式で非常にすっきりとしたダム顔をしています。また、ダムによってできた人造湖は「白龍湖」と名付けられています。

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