活動16年を経て滋賀県を代表する彼岸花の名所になりました! 2023年度版「彼岸花の里・徳山町」

 長浜市の山沿いにある町「徳山町」は、過疎化と少子高齢化が進む集落です。16年前から自治会の有志が、圃場整備で無くなった彼岸花を復活しようと、彼岸花の球根を植え続けています。 

 昔は彼岸花の球根に毒があるため、田んぼの畦を掘り返すモグラ除けになり、球根を増やし畦の強化を図ったため、昔の田んぼにはたくさん見かけましたが、圃場整備がされた後、全滅状態になっていました。

 徳山町の環境保全会では、町おこしの起爆剤として、あまりいいイメージでない彼岸花を逆手にとって、圃場整備で無くなった彼岸花を復活さす取り組みを行ってきました。

 始めの年はインターネットで球根を購入。次の年からは経費削減のため、近場で点々と自生している球根を集めて、一区間に植え続けています。

 活動開始後10年ほど経つと、延長約1kmの草野川堤防全体に植えることができ、その頃から「彼岸花の里」に訪れてくださる人が徐々に増えました。また、平成元年には「全国みどりの愛護の集い」で国土交通大臣表彰を受賞することが出来ました。

 町の環境保全会では、彼岸花の復活だけでなく、「活動を通し区民のふれあいの場づくり・堤防の環境整備・町に訪れる人が増えることによる活性化」などの相乗効果も狙いつつ、「継続は力なり」、「徳山を真っ赤に染めたい」との思いから活動を続けてきました。

 今年は、植え始めて16年目になります。毎年植え続けた結果、10万本以上の花が咲き誇り、延長約1kmの草野川堤防は、秋になると堤防の両側が赤く縁どられた「彼岸花ロード」が出現します。

 花の咲く時期は、通常、彼岸の日頃ですが、天気や温度などに左右されます。

 しかし、今年は8月のモーレツな酷暑後、9月も厳しい残暑の影響で芽が出るのが遅れ開花も例年と比べて10日あまり遅れてしまいました。

 その暑さの影響で、2023年の見頃は9月末から10月初めになってしまいました。今回投稿する動画は、その見頃の風景をドローンで空撮した映像を映像です。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。

 今や彼岸花の里として滋賀県屈指の名所になった長浜市徳山町ですが、活動を始めて16年が経つと、おのずとメンバーの高齢化が進んでいます。

 活動の中で最も大変なのが、彼岸花の芽が出る前の8月末の除草作業です。夏場に草が生い茂った延長1kmの堤防の両面の除草作業は、高齢者にとって極限近くの体力が要求されます。

 この体力を必要とする維持管理作業は、この活動を存続するための大きな課題です。その課題を解決するために、自治会以外からのボランティアを募ってこの難題を乗り切ろうとPR。

 その結果、2~3年ほど前から、有難いことに何人かの有志の方の参加協力が頂けるようになってきました。

 秋の訪れを感じさせてくれる真っ赤な彼岸花。「ど」が付くほど田舎の小さな集落ですが、自然豊かな町「徳山町」に咲き揃う彼岸花は見応えがありますよ。来年も咲き誇りますので、ぜひ足を運んでください。

 そして、草野川の清流の流れる音を聴きながら、赤く縁どられた彼岸花の小径をゆっくりと散策してください。小径を歩けば日頃の疲れを忘れることができ、秋の自然の癒しを感じ取って頂けるものと思います。ぜひ訪れてみてください。お待ちしています。

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