② 標高1,040mの鳥越峠は滋賀県と岐阜県を隔てる県境に位置する峠で、ここの紅葉が素晴らしい!「今回は岐阜県側編」 (ドローン空撮・4K動画))

 金糞岳(かなくそだけ)は、近畿地方最北東部および中部地方西部に位置し、滋賀県長浜市上草野地区と岐阜県揖斐郡揖斐川町の境界にある標高1,317 mの山で伊吹山地に属します。

 伊吹山地には滋賀県で一番高い伊吹山は元より、横山岳や小谷山や金糞岳など数々の山があり、なかでも金糞岳は標高1317mと伊吹山よりわずかに60mだけ低い、県下2番目の山となります。

 金糞岳のネーミングは、草野川東俣谷には古い鉱山跡があり、鉱石を溶かす時に生じる金屎(かなくそ)が、山名の由来であるとする説があります。また、民話の『竹生島の話』では、伊吹山に首を切られて、伊吹山より低い山になったと伝えられています。

 平成9年に開通した広域基幹林道鳥越線「鳥越林道」は滋賀県長浜市高山から岐阜県揖斐川町広瀬までの約全長23kmの山岳林道です。

 その林道の峠である鳥越峠は金糞岳付近の少し低くなった場所にあり標高1,040m。そして滋賀県と岐阜県を隔てる県境に位置する峠でもあります。

 大きな峰を越える峠道らしい峠で、きれいなV字の切通しを、曲線を描いて道が抜けているすっきりした峠です。

 特に鳥越峠は近江(滋賀県)側との物資の交流に使われ、昭和の初め頃は坂内村より繭を背負って近江側に越えた峠らしいです。また、同じ頃、大阪の紡績工場に坂内村の若い娘たちが働きに出た峠道でもあったという記事もありました。

 そのような鳥越峠まで、先般11月の始めに、早い紅葉風景を求めて鳥越林道を車で登てきました。山の麓はこれから紅葉が始まる状況でしたが、標高の高い鳥越峠付近はすでに紅葉が見頃で、今回投稿するのはその時の映像です。

 林道は急な山肌を縫うようにコーナーが連続する中で、沿線の木々が見事に紅葉していました。また、峠付近から滋賀県側を眺めると遠くに琵琶湖の美しい湖面、また、振り返えった岐阜県側には、飛騨国の山並みが眼前に広がっていました。

 今回は、この林道を全線走ってきましたが、滋賀県側の二股キャンプ場と岐阜県側の林道との交差点にあたる国道303号との標高差は約100mあるため、滋賀県側の林道の距離が長く、走行時間も長くかかったため、より谷深いイメージがありました。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。

 そのような中、鳥越峠付近の紅葉風景を2回に分けて投稿しています。前回投稿した空撮動画は滋賀県側の景色でしたが、今回は岐阜県側の秋景色をドローンで撮影してきましたので投稿します。

 岐阜県側の景観の特徴は針葉樹と広葉樹が混ざり合った山肌が特徴です。特に秋景色は常緑樹のスギなどの緑色の葉と、赤や黄色など色鮮やかに変色した広葉樹の混在により、山肌がカラフルな衣を着飾ったようになり、少し違った見応えのある景色を呈してくれます。

 鳥越峠に通じる鳥越林道(幅5m)も全線アスファルト舗装が完了して、山岳ドライブが楽しめるようになりました。しかし、落石が多く、冬場の降雪や大雨時の土砂崩れなどにより通行止めの期間も多くあります。ドライブの企画をされる場合は、道路情報を確認の上、お出かけください。

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