岐阜のグランドキャニオンと呼ばれる「遠見山」の理由は?(ドローン空撮)

 岐阜のグランドキャニオンこと「遠見山」は、岐阜県加茂郡川辺町にある観光スポット。ネット情報で調べましたが理由が良くわからないため実際に調べに行ってきました。

 ネット情報によると川辺町にある遠見山(標高272m)の見晴岩から眺める景色がグランドキャニオンに似ていることから、岐阜のグランドキャニオンとして注目を集めているとのことでした。

 この情報の発信元は、山の専門誌「ヤマップマガジン」。遠見山の見晴らし岩から眺めることのできる絶景に「岐阜のグランドキャニオン」というキャッチコピーを付けたところ口コミで情報が拡散したのが始まりらしいです。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。  動画を気に入って下さった方は、ユーチューブで「👍」やチャンネル登録をお願いします。

 遠見山は私の住んでいる隣の県でありながら結構遠い場所で、長野県に近い位置にある山間の町「川辺町」にあります。人口は1万人弱の小さな町で、飛騨川が流れ、シンボルとして川辺ダム湖があり「ボート王国かわべ」のキャッチフレーズが町の歌い文句とのネット情報。

飛騨川から見晴岩方向を望む

 登山口は飛騨川橋のたもと(下麻生交差点近く)にあり、川辺町北部公民館駐車場が登山者用の駐車場です。国道41号を渡り、高山本線を小さなトンネルでくぐって登山道に入ります。(この登山道は地元の町民が2年かけて整備されましたそうです。)

 下から見上げる遠見山は断崖絶壁のそそり立つ壁で出来た山ですが、登山道は岩場登りでなく、木等で作った階段などがある急な山の斜面をジクザクで登っていく山道を約20~30分かけて、ひたすら登ります。途中、ところどころに登山者を応援する看板が作られており思わずほっこり魅力もあります。

 山の尾根にたどり着くと、南へ見晴岩、北に山頂の看板があり、尾根を歩いて見晴岩の展望台に進みます。足元が震えるような展望台からの眺めは素晴らしく、崖の真下に細長く家々が張付いた様子と湾曲した飛騨川、そして川の向こうの台地には集落の街並みが一望できます。

 この風景が、グランドキャニオンの名所「ホースシューベンド」そっくりの形をしているのです。全体に広がる緑の木々を無くし、家並みや道路などの人工的な構造物を取り除けば、瓜二つの風景なのです。

 私もこの景色を見るまでは、断崖絶壁の崖のことを大げさに言っているのだと思っていました。しかし、展望台からの眺めで納得です。見晴岩からの絶景を撮るために、重い機材を担いで上がってきたので、僅かな平地を見つけそこからドローンを飛ばし撮影。

 今回投稿する空撮動画を見て頂くことにより、見晴岩に登ると誰しもがみられる絶景の凄さと、別名が付いている理由がお判りいただけるものと思います。如何でしょうか。

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