姉川ダム湖上流から見る素晴らしき紅葉風景 

 琵琶湖に注ぐ河川は117本もある中の一つ、伊吹山系の水を注ぐ「姉川」は、中流に有名な史跡「姉川古戦場」のある川です。その上流の米原市曲谷地先に建設されたのが姉川ダムです。姉川中上流部の治水の安全に寄与するために計画された洪水調整ダムで、昭和60年度から建設事業に着手し、平成14年3月に完成しました。

 今回は、前回の続編として姉川ダム湖「白龍湖」へそそぐ本川渓流の上流から、紅葉風景を撮影した空撮動画を皆様にお届けします。ここのダムの私の一押しは紅葉時期の風景です。ダムと山々の紅葉のコラボレーションは他では味わえないものがあり、めったに見ることの出来ない絶景です。

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 前回の投稿でのコメントの中に、「なぜこんなに色鮮やかに撮影できるのか?」との質問を頂きました。それに対する回答は、紅葉ピークに合わせた快晴時の午前中に撮影するタイミングが重要と返信しました。

 そのタイミングは難しいのですが、私は近場に住んでいるため、紅葉のピーク時期が予測できることです。自宅の近くの山々の紅葉が見頃を迎える前に、一段標高の高い姉川ダム湖周辺の山々は紅葉のピークを迎えます。有難いことに、私にとって、七曲林道を使うと車で30分足らずで行くことが出来る近場のダムなので、何回もチャレンジすることが可能なのです。(だたし、今回は地理的条件と太陽の高度が下がる晩秋の時期における午前中の撮影で、上流から南方向に取るため逆光になってしまいました。)

 ここの紅葉の特徴は、山肌一面の茶色の紅葉の中に、黄色や赤色の紅葉が混ざる、正に、錦色の衣を着飾ったような景色になることです。広葉樹の種類が多いため、木々の紅葉の色がバライティーに富んでいるのでしょう。まさに、絶景紅葉スポットです。その絶景を見れば、誰もが虜になる場所と言っても過言ではないでしょう。

 前回も書いたように、日本に住んでいる者にとって、四季折々の風景が当たり前となっているのでないでしょうか。日本人はあまり考えたことがないと思いますが、四季それぞれの木々の表情が変わります。春は新緑、秋は紅葉、冬は枯れ枝に雪景色など、落ち着いてみてみると、その素晴らしさが実感できます。

 特に、日本は広葉樹の種類が多いため、晩秋になると色とりどりの紅葉が見られるのは日本だけなのです。日本の紅葉は最高で、改めて日本に生まれてよかったと思える瞬間でもありました。日本は美しい国です。私は、日本に生まれて良かったとつくづく思います。

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