夕焼けは心に響く特別な空模様。鳥目線で見る日本一の奥琵琶湖の夕景をドローンで見る!

 今ままでも何回も書いていますが、長浜市は合併して景色の分野で大きな宝を手に入れ、そのすばらしき風景の財産を一手に握りました。言わば、すべての景色の要素をコンパクトな長浜市という地域に持つようになったのです。

 表現を変えて言えば、一つの市域に、すべての景色を詰め込んだ玉手箱を持ったことになります。

 私の見解は、こんな街は日本にはないと豪語できます。その中で、奥琵琶湖の素晴らしき夕景は、日本一美しい夕焼けだと自負しています。

 今回投稿するのはその素晴らしき夕景を感じ取って頂ける空撮動画です。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。

 今回の撮影日は、モーレツな酷暑の続く8月でした。その日は、雲一つない青空が広がる晴天の日でした。夕方近くになり、今日は素晴らしき夕陽が見られると確信し、ドローンを車に積み込んで、約15分かかる湖北町地先の湖岸に向けてハンドルを切りました。

 現地に着くと、予想以上に天気が良すぎて、比良山系に低い雲がたなびくことなく快晴の状況。(本音は少し雲があれば雲がやれる光景が良いのだが。)しかし、想定外は琵琶湖の湖上を吹く風が吹いており、湖面は小さな波がある状況のロケーションでした。

 ここの夕景の特徴は、主体のびわ湖以外に、遠くは比良山系の山並み、竹生島、水中木、湖岸に生える木々や葦、エリ、水鳥など、夕焼け劇場を盛り上げてくれる要素がたくさんあります。

 これらの要素が、びわ湖に沈む夕日を盛り上げ日本一の夕景を見せてくれるのです。また、日本の夕陽百選にも選ばれるとともに、素晴らしき夕景に魅せられたカメラマンは、感動モノの面白い写真が撮れるため、何度もこの地に足を運ぶのです。

 ご存知のとおり、夕陽は景色を茜色に染めていき沈んでいきます。茜色とは、染料植物であるアカネの根で染めた沈んだ赤色のことで暗い赤色をしています。茜色は夕暮れ時の空の形容にビッタシの表現ですね。

 太陽の光は、昼間の光に比べ夕日は斜めに大気の中を長い距離を通って届きます。そのため、この長い距離の間で波長の短い青い光は散乱し、私たちの目に入る頃にはほとんど失われてしまいます。その反面、波長の長い赤い光は残るため、夕日は赤く見えるのです。

 いずれにしても、夕焼けは心に響く特別な空模様。美しい夕焼けを見ると、それだけで心が洗われたりします。また、夕日は時間で姿形を変え、いろいろな夕焼けを見せてくれます。

 そして一日の疲れを癒してくれる瞬間でもあります。この光景は、類を見ない美しさがあり、まさしく自然が造り出した造形美であり、だれもが心を打たれる風景でもあります。

 私的には、ここから見る夕景は、日本一美しい夕日が見られる場所と自負しています。その光景を鳥目線で見ることが出来るドローンでの映像は格別です。今回はその素晴らしさを実感して頂くために投稿します。

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