夏しか見られない琵琶湖の風景
夏場の琵琶湖は水泳やキャンプ、釣りなどのアウトドア志向の方でにぎわっています。私の住まいの近くで良く行く琵琶湖は、北琵琶湖とも言われ水泳場は南浜くらいしかありません。その反面、釣りのメッカ的存在で沢山の方が竿を垂れておられます。
8月中旬の猛暑の中、夏の湖景色を空撮しようとドローンを車に積んで出かけました。場所はお気に入りの湖北町地先の湖岸です。
一眼レフカメラをよく使っていた時は、この場所は、夏場になると水面にはびこる水草が気になり、水草のない場所を探しての撮影でした。
今回は、鳥目線での撮影のため、あえて水草が繁茂している個所の上を飛びました。新聞記事などでよく目にする「オオバナミズキンバイ」という水草は特定外来種で、夏場に爆発的に繁殖するため、生態系や産業に悪影響を及ぼし迷惑がられています。
水草は南湖での繁茂が多いのですが、湖北町地先の一部の区域でも、夏場になると繁茂しています。ここの水草の種類は分かりませんが、北湖で繁茂している場所は珍しいと思います。ここの水深は浅いため、水温が上がり繁殖しやすい環境が整っているのでしょうか?。毎年、繁茂する光景を目にしてきました。
湖岸道路から見る地上目線では、琵琶湖の岸をびっしりと覆うほどに繁殖した水草は、水質の良い北琵琶湖にとって、また、私にとっては招かざる客的でした。
水草が良いか悪いかは別にして、ドローンを飛ばし鳥目線で見る水草模様は琵琶湖の風景を変えてくれます。湖岸近くのキャンパスには、水草のより緑色の模様が描かれています。一風変わった景観を呈しており、夏場しか見られない絶景ともなっています。今回は、その風景を空撮動画に収めましたので、投稿します。いかかでしょうか。