国内有数のパワースポットで知られる「戸隠神社」。スギの巨樹が続く参道が凄い!(4k動画)

以前、職場の上司から戸隠神社の奥社に通じる参道は、杉の大木が並び凄いパワーを感じるところなどで、絶対に行って見てくださいとの話を聞いていました。

今回、春の絶景を求めて長野県の小川村に行った4月中旬に、その話を思い出し寄ってみました。

国内有数のパワースポットで知られる「戸隠神社」。日本の神話ゆかりの神々を祀った五社からなる神社で、その多彩なご利益を授かりたいと全国から多くの参拝客が訪れています。

本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸を開き、天照大神をお導きになった天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎した事に始まるそうです。

霊山戸隠山のふもとにあり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなるのが戸隠神社です。その中で今回訪れたのが、広大な戸隠神社五社のなかで一番奥にある「奥社」です。

奥社の有料駐車場で車を停めて、係員に「どのくらいの距離を歩きますか」と聞き、「片道約2kmで往復2時間弱」との回答に、意を決して参道を歩き始めました。

奥社のお社に向かって一直線に延びる参道は果てしなく続いています。歩き始めると大鳥居が目に飛び込んできます。一礼して大鳥居をくぐると、肌で感じる凛とした空気です。

奥社社殿までは2kmほどで、前半は平坦な道が続きます。その後、後半500mくらいは坂道と石段とかなり体力を使います。

それに加えて、残雪が参道に残り、奥に行くほど雪の量が半端でなく、撮影機材を持っているので滑ってこけないように、小股で参道を進んでいきました。

しばらく歩くと、戸隠神社奥社への参道の途中にある最も古い建造物と云われている「随神門」が見えてきます。このあたりここでしか見ることの出来ない有名な風景が現れます。それは、約500メートルにわたって200本以上のスギの巨樹が続く杉並木です。

参道の両側に一列に続く大きな杉の木は、圧巻で見事です。樹齢400年を超える杉並木の間に参道が続きます。そして、杉の巨木群の凄いパワーを感じつつ参道を登っていきます。

なぜこの杉の巨木群が残っているのでしょう。ネットで調べると、寛永20年、徳川家康の側近であった天海が発給した「越後・信濃両国天台宗法度はっと条々」によって境内竹木の伐採が厳禁とされたことから、400年近く開発や破壊から守られてきたそうです。

そのことから、昭和48年「古い時代のまま保存されている」として「戸隠神社奥社社叢しゃそう」が長野県の天然記念物に指定されました。

奥社の社近くになると、急な階段と上り坂になります。まだ雪深い参道を、滑らないように上り詰めて、やっとのことで、戸隠神社奥社に着きました。

冬季の間は奥社が閉鎖されていましたが、お参りを済ませ、来た道を引き返しました。雪の参道は、登りより下りの方が滑りやすく危険です。

雪に足を取られ、滑って転びながらの下山となりました。スマホの万歩計では1万歩近い数値が出るほど歩きなれない雪道もあって疲れましたが、霊験あらたかなパワーを頂いた気がしました。

この神社の御利益をネットで調べると、天の岩戸を引き開けた天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)をご祭神としていることから、開運、心願成就、五穀豊穣にあらたかな功験があると言われています。

また岩戸を引き開ける程の力持ちだったことから、スポーツ必勝にも御利益があると言われています。ぜひ一度お参りしてみる価値は十分にあります。ぜひ行って見てください。

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