乗り心地がよく、穏やかで優しいい時間が過ぎていく一番遅い乗り物といわれる手こぎの船「水郷めぐり」

かつて八幡堀から西の湖、水郷、長命寺川を抜けて、多くの船が琵琶湖上を行き来していました。安土・桃山時代に生きた豊臣秀次が城下町の発展のため、琵琶湖を行き来する全ての船を、城の内堀ともいうべき八幡堀に引き入れることで、後の近江商人発祥につながったといえます。

↑これは動画です。この写真をクリックしてぜひ見てください。

そして、八幡堀は、豊臣秀次の八幡山城居城のもと、城下町が栄える要因となった大動脈であり、近江八幡の歴史文化を生み出してきました。

今でも、堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並び、当時の様子を伺うことが出来ます。船着き場などが復元され、そこを屋形船で行く水郷巡りが人気となり、文化庁による 重要文化的景観 にも選定されています。

また、「水郷めぐり」は、織田信長や豊臣秀次が戦国の世の疲れを癒すため、宮中の雅やかな遊びを真似たと言われております。

そして、秀次は、戦塵の垢をおとすべく雅な宮中の舟遊びに似せて、豊年橋から広がる水郷地帯へと近従と共に船めぐりをしたと伝えられています。

今では有名な観光地になり沢山の観光客が来ておられます。そして、観光客を乗せた舟を船頭が櫓と竿で巧みに操ります。

「水郷めぐり」は、ゆっくりと、まるで亀になったかのような速さで船は進んでいきます。日本で一番遅い乗り物といわれる手こぎの船は、乗り心地がとてもよく、穏やかで優しいい時間が過ぎていくとの口コミ情報が書いてありました。

車の音など日ごろの喧騒から離れ、聞こえてくるのは、周りに生えている「よし」が風に揺れる自然の音、カモの鳴き声、そして船頭さんの歌「ふるさと」「琵琶湖周航の歌」は何ともいえない雰囲気があって、まるでタイムスリップしているかのような錯覚を感じます。現代とは思えない、静かでゆったりとした感覚を味わうことが出来ると思います。

今回はその風情を味わって頂くために、空撮映像と手持ちカメラ映像をミックスして編私有した動画を投稿します。

のんびりと観光したい人はこの場所に行ってみるのがいいでしょうね。心もほっと落ち着くことが出来ると思います。ぜひ行って見てください。

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