渇水により奥琵琶湖にある湖岸に浮かぶ小島が陸続きになり地図上にない幻の道が出現!(ドローン空撮・4K動画)
今、テレビ等で話題となっている「めったに見られない光景」の投稿です。数年に一度の琵琶湖の渇水により、奥琵琶湖にある湖岸から約200m離れた地点に浮かぶ小島「奥の洲」が陸続きになり幻の道が出現しました。
撮影日は令和5年12月9日で、最新情報として臨時特番でユーチューブに投稿しました。
この映像は12日に放送されたフジテレビ「めざまし8」でも採用され、撮影者:空撮人ゴリ(草野保徳)のテロップ付きで放送されました。
琵琶湖は「近畿の水がめ」と呼ばれ、大都市の大阪や京都をはじめ約1500万人の生活支えている大変貴重な湖です。
その湖が、今年の台風シーズンなどに大雨が降らないことに加え酷暑であったため、琵琶湖の水位低下が続き、撮影日の9日現在で、マイナス70cmを超えてしまいました。
その結果、普段は船でしか行けない小島が、陸続きとなり、地図に書かれていない道が出現したのです。
この光景は数年に一度しか見られない珍しい風景で、この”幻の道”を見ようと、いま現地には多くの人が見物に訪れています。
近くにある駐車場は、普段は駐車する車もなく閑散としていますが、テレビのニュースなどで報道されるや否や、沢山の車で満車状態が続いています。
そしてその光景は、フランスの有名な修道院「モンサンミッシェル」のようだと話題になっています。
琵琶湖の渇水はいろんなところで影響が出ています。琵琶湖固有の魚介類への悪影響やこのまま水位低下が進めば、飲料水や工業用水などへの影響も懸念さます。
仮にマイナス90cmを超えた場合は取水制限なども行われ生活にも影響が出てくると思われます。
また、奥の洲は、普段ヒシクイやコハクチョウなどさまざまな野鳥の生息地やヨシの保全区域になっているため、自然環境の保全に注意を払った見てください。物珍しさに訪れる沢山の人々や小島に立ち入ることにより野鳥が寄り付かないなどの影響も心配されます。
今回は、めったに見られない貴重な風景を、ドローンにより鳥目線で撮影しました。
その幻の道と、普段は水の底にあるため見ることが出来ない新しい島、まるで鳥が羽を広げた珍しい形をした島も、投稿した映像でご覧ください。