「一目百万本のツツジ」とも言われ、一帯が燃えるように紅に染まる葛城山の山頂!(ドローン空撮・4k)
今年のゴールデンウイークの事前の天気予報は、雨と曇りマークが並んだため、おとなしく家で過ごそうと決めていました。
しかし、予報も若干変わり5月5日は晴マークも顔を出したため、じっとしておられずに出陣。交通渋滞を避けるため早朝より高速に乗り、奈良県にある葛城山に向かいました。
葛城山の正式名称は大和葛城山と呼ばれ、奈良県と大阪府の境にある標高約959メートルの山です。山は花崗岩からなり、山頂一帯が草原であることから眺望に恵まれ、金剛生駒紀泉国定公園内一の景勝地とも言われています。
また、葛城山のツツジは余りにも有名で、一目百万本とも云われる絶景が見られます。
例年は5月の中旬から6月にかけてピークとのことですが、今年は春先から高温な日が続き5月上旬が見頃との情報をゲット。
早朝より車で移動したため、ほとんど渋滞にも巻き込まれずに午前9時過ぎには、葛城山ロープウェイの駐車場に到着。
しかし、さすが有名な場所だけあって、駐車場は満車状態で、30分ほどかけてやっと車を止めることが出来ました。
山頂に登る選択肢は登山道とロープウェイの二択。迷わず1時間待ちのロープウェイで登ることにしました。
登山口駅から山上駅まで、雄大な山々の間を進む葛城山ロープウェイ。眼下に広がる大和盆地、遠くに臨む大和三山の眺望などを楽しみながら、山頂まで約6分間の空中散歩。
ロープウェイを降りてから15分ほど山道を歩くと山が燃えるような光景が目に飛び込んできます。ツツジは「一目百万本」とも言われ、ツツジが見ごろを迎える時期には一帯が紅に染まります。
葛城山のツツジはよくあるピンクや白の大きな花のツツジとちがって少し小さい真っ赤な花で、山肌一面ツツジしかないところなので満開の時期には赤一色で、遠くからみると 山が燃えているようです。
この春の絶景は圧巻ですよ!今回はその絶景を撮影しましたので皆様にもお裾分けをします。
ネット情報ですが、葛城山ではかつて山頂付近が笹に覆われていたそうです。しかし、1970年頃に笹が花を咲かせて一斉に枯れて、その後ツツジが自然に自生し始めたらしいです。ただ、笹は自生力が強いことかたツツジの保全の為に毎年2回笹を刈って、ツツジを保護されておられます。
今回投稿した「一目百万本のツツジ」とも言われ、一帯が燃えるように紅に染まる葛城山の山頂の絶景は気に入って頂けたでしょうか。