自然が造り出した砂の素晴らしき造形美!「鳥取砂丘」を飛ぶ(ドローン空撮)
一般的に普及したドローンは、観光地などでは嫌われ者です。一部のマナーを守らない人が起こす迷惑な行為で、そのような状況になっているのです。多くの人が集まる観光地などでは猫も杓子も「ドローン禁止」となっている場所が多く見られます。このような状況下で、国はこの6月20日に航空法の改正を行い、機体や飛ばす際のルールが厳しく制限されました。
しかし、鳥取砂丘では大変ありがたいことに、一定条件を守れば空撮することが出来ます。砂丘ビジターセンターの受付を済ませ、担当者から飛ばすルールの説明を受けた後、飛ばすことが可能となる非常に貴重なエリアなのです。この情報をネットでゲットし鳥取砂丘へ。お陰様で、今回は日本でも有数の景勝地である鳥取砂丘の空撮を行うことが出来ました。
鳥取観光ならまず外せないのが「鳥取砂丘」で一度は訪れたい観光地です。私は、今回で二回目の訪問ですが、相変わらずそのスケールの大きさに驚かされます。その自然が造り出した雄大な光景は何回見てもまさに感動ものです。どこまでも広がる砂丘と、丘から見る綺麗な日本海は最高の景色です。
鳥取砂丘は、日本海に広がる海岸砂丘で、観光できる砂丘として日本最大級の広さ(南北2.4km, 東西16km)を誇ります。砂丘入り口は階段があり、その先は一面の砂景色が広がります。そして、高台からの景色を見たいがために、歩きにくい砂丘を歩き、誰もが砂の山に登ります。
ただでさえ砂地は歩きにくいのでゆっくりとしか歩けず体力を使います。特に、起伏の大きさを象徴する高さ約47mの砂の壁「馬の背」へ登るのは大変で、サラサラしていて足が取られて中々スムーズには登れません。
しかし、登り切った砂の尾根から見る迫力満点の景色は最高です。あたかも自分が広大な砂漠に居るような不思議な錯覚を覚えます。
また、観光客が歩かない場所では、日本海の風が作り出す風紋が大変美しく、刻々と表情を変える大自然は圧倒的な存在感があります。
「馬の背」を登り切り、さらに、日本海にたどり着くまで、急な砂の下り坂を、サウンドスキーをしているかのように、滑りながら下ります。海岸までかなりの距離を歩くため結構疲れますが、海岸線から砂丘を見ると自然が造り出した砂の造形美を堪能することが出来ます。
ここは観光可能な砂丘としては日本最大です。今回は、なかなか行けない方のためにその雄大さを実感して頂くために、また、鳥目線での砂丘を感応して頂くためにドローン空撮しました。如何でしょうか。