美しき琵琶湖湖岸を低空による遊覧飛行(ドローン空撮)
遊覧飛行は、上空からの遊覧を目的とした飛行のことです。通常は熱気球、ヘリコプター、セスナなどに搭乗し、上空からの風景を楽しみますが、料金は熱気球を除くと数万円もするほど高く、なかなか乗ることが出来ません。
今回は、ヘリなどには実際に乗らずに、まさに乗って飛んでいるような感覚で見られる動画を投稿しましたので、鳥目線で見る素晴らしい景色をお楽しみください。
今回の舞台となる景色は、日本一大きな琵琶湖の中で、通称、北湖や奥琵琶湖と言われている長浜市湖北町地先の湖岸風景です。ここは四季折々の素晴らしい風景を見せてくれる所なのですが、今回は夏の湖岸風景にターゲットを当てて、ドローンを低空飛行させて遊覧飛行しているがごとく撮影した映像です。
低空飛行させて撮る映像は、迫力があり、あたかも自分が鳥になって飛んでいるかのような錯覚を起こすくらい面白い映像となります。
今回の舞台の主役は水草です。夏の時期に繁殖する水草は、琵琶湖の南湖での繁茂が多いのですが、湖北町地先の一部の区域でも見ることが出来ます。そして夏場になると繁茂して湖面キャンパスに面白い模様を描いてくれます。
ここの水草の種類は分かりませんが、北湖で繁茂している場所は珍しいと思います。ここは水深が浅いため、水温が上がり水草が繁殖しやすい環境が整っているのでしょう。
通常、湖岸道路から見る地上目線では、琵琶湖の岸をびっしりと覆うほどに繁殖した水草は、水のきれいな奥琵琶湖にとって、また、私にとっても招かざる客でした。ドローンにはまる前の一眼レフカメラをよく使っていた時は、夏場になると水面にはびこる水草が気になり、綺麗な琵琶湖風景を撮影するため、水草のない場所を探しての撮影でした。
地上目線では迷惑がられている水草も、鳥目線という見方では、湖岸近くの広大なキャンパスに水草が茂りユニークな形をした緑色の模様が描かれています。
見方を替えれば見え方も違ってきます。動画を見てもらえば分かるのですが、一風変わった景観を呈しており、夏場しか見られない絶景ともなっています。言わば、琵琶湖の夏の風物詩みたいな存在感を放っています。
今回は、青空の下、ドローンを低空飛行しながらその風景を空撮動画に収めました。湖面をヘリコプターに乗り遊覧飛行している錯覚になりませんか。如何でしょうか。