空から見る「琵琶湖の緩衝帯」を空撮
琵琶湖の周りに整備された湖岸道路。びわ湖一周200kmあまりを走ると、びわ湖の大きさや素晴らしさが実感できます。私が気に入っているのは、湖岸道路と湖岸の間に、緑地を残して整備されていることです。
人によっては琵琶湖が目前に見えたほうが良いと言われる人もおられるでしょう。しかし、私は、車を運転しながら、湖岸に生える木々の間から見える湖面が大好きです。垣間見える琵琶湖の景色を楽しみながら、また、ダイレクトに見る事が出来る区間など、変化に富んでいて、飽きることはないです。
この湖岸緑地は、人間世界と動植物の住む場所との緩衝帯の役割を果たしており、豊かな自然を残す大きな役割を担っていると思います。コンクリート護岸を造り湖面に道路を張り出した区間はほとんどありません。素晴らしいことです。緩衝帯にはヨシや柳の木々が茂り、動物の住みかと、水質浄化の大きな役割を担っています。
今回投稿するのは、長浜市のびわ工業団地のある川道町から南浜町までの湖岸空撮です。この区間も、湖岸道路とびわ湖までにはかなりの幅の緩衝帯となる緑地があり、自然豊かな景観を見せてくれています。
また、この先には南浜漁港があり、びわ湖の漁業が盛んにおこなわれており、湖魚を使った美味しい料理が私たちの食卓に提供されています。私の大好きな鮒ずしの二ゴロブナもここでもたくさん水揚げされています。
この地域は、古くから営まれてきた漁場に、そして田園地帯、また、新たな工業団地と混ざった景観が楽しめる場所でもあります。この様子を普段見ることが出来ない、鳥目線のドローンにより撮影しました。鳥目線で見るとその様子が手に取るようにわかると思います。如何でしょうか。