日本百選のひとつ「三島池」から冬の霊峰「伊吹山」をドローンで撮影

三島池から見る霊峰「伊吹山」

 伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境にそびえる日本百名山に選定されている山で、山頂は標高1377mあり滋賀県で最も高い山です。山域は、日本海の若狭湾から太平洋の伊勢湾への季節風の通り道で積雪が多く、1927年には世界で最高の積雪11.8mを記録した山でも有名です。

 山の形はどっしりとして周囲に高い山がないため遠方からもよく見えます。伊吹山は見る方向により山の形は違って見えます。私の住んでいる地域から見ると、まるで富士山のようにきれいな円錐形に見えます。

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 古くから信仰の山として崇められ、「日本書紀」などにおいてはヤマトタケルノ尊が東征の帰途に伊吹山の荒神を倒そうとして登頂したという伝説でも知られています。また、山域に自生する薬草が多く、山頂の花畑は国の天然記念物に指定されています。今回は、そんな冬の霊峰を、鳥目線で見ることが出来るドローンで三島池から眺めてみました。

日本百名山の一つ「伊吹山」の全景

 三島池は滋賀県米原市池下にある貯水池で、姉川の伏流水を利用して田んぼの灌漑用に作られた周囲約780メートルの小さな池です。池周辺の景観が素晴らしく2010年に農林水産省の「ため池百選」に選定されました。今から700年前に作られた古い池であるとともに、マガモの自然繁殖の南限地でもあるそうです。

多くの写真家や画家が見惚れる三島池と伊吹山

 池周辺の景観は良く、中でも伊吹山が水面に映る逆さ伊吹はとても美しく写真撮影スポットでもあります。また、多くの画家さんがこの三島池と伊吹山を描かれています。

 三島池の中には、池のシンボルの巨大な石灯籠があり、その存在感が際立っていました。これはふる里創生1億円で造られた石灯篭です。話はそれますが、石灯籠を最初に庭園に据えたのは千利休だと言われています。それ以降、庭に石灯籠を据えることが取り入れられ景物の代表格となりました。

 今回は、冬の降雪時期に合わせてドローンによる空撮を行い動画として投稿します。三島池から伊吹山を仰ぎ見て、青空に真っ白い伊吹山が映える霊峰「伊吹山」の雄姿は如何でしょうか。

ふるさと創生1億円で造られた池の名物「大型灯篭」

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