水環境を守るヨシ原の上空を飛ぶ
織田信長の安土城跡の近くにある西の湖は、琵琶湖の最大の内湖です。西の湖には水辺環境を守っている広大なヨシ原があります。四季折々に美しい景観を楽しませてくれていますが、今の時期は一面茶色になり湖を縁取っています。今回は、広大なヨシ原を中心に空撮しました。
西の湖は、大中之湖干拓地が造成された際に、水域として残った部分で、琵琶湖の内湖では最大の面積2.8キロ ㎡もあり、水深は1.5mの浅い湖です。
その周辺のヨシ群落は近畿地方では最大級109haあり、「安土八幡の水郷」として琵琶湖八景の一つとして有名で、大規模な温地には貴重な動植物が数多く確認されています。
ヨシは水の汚れを沈め、水中の窒素やリンを養分として吸い取り、富栄養化を阻止する重要な働きを持つとともに、動物の住みかともなっています。
また、昔からヨシは伝統的な日本家屋には多く使われて人間生活には欠かすことの出来ない植物でした。
こんな大切なヨシを鳥目線で見ることを思いつき、今回は冬場に黄金色に輝くヨシ原を飛んでみました。如何でしょうか。
“水環境を守るヨシ原の上空を飛ぶ” に対して2件のコメントがあります。
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