鳥越林道からの秋の絶景「色づく金糞の山肌」
滋賀県と岐阜県の境にある金糞岳は、伊吹山に次ぐ滋賀県の第二の高峰で高さ1317mあります。過去は、登山コースはあるものの簡単には行くことの出来ない山でした。
しかし、金糞岳のすぐ傍にある鳥越峠を越える林道が平成9年に開通し、車で行くことが出来るようになりました。この林道は長浜市高山町から揖斐川町坂内村を結ぶ延長20kmもありますが、幅員は狭いものの全線舗装がされています。
また、金糞岳山頂へも林道途中から1時間30分あまりの登山で行くことが出来る身近な山となりました。
四季折々に素晴らしい景観を見せてくれる鳥越林道からの風景は、春と秋がポイントです。特に秋の林道沿いからは、見事な広葉樹が広がる山肌には、ブナ林やカエデなどの色鮮やかな紅葉が見られます。また、新緑の季節も、素晴らしい景観を見せてくれます。
私は一眼レフカメラで何回か紅葉写真を撮りに出かけているのですが、先日の休みに、初めてドローンをもって出かけました。山頂付近はすでに紅葉は終わっていたのですが、中腹は、山肌一面が錦色に染まっていました。車で通過するのがもったいないような美しさで、本当はゆっくり歩いて紅葉を眺めるのも最高の場所です。
働いている者にとって、紅葉のタイミングと天気の良い休日はなかなか難しいマッチングです。そこで、皆様に、居ながらにしてその素晴らしさを満喫して頂けるようにドローン空撮を企てました。
車で林道を中腹まで登り、視界の開けた場所を見つけ、そこからドローン空撮開始です。単にドローンを飛ばし空撮するのでは、紅葉した奥深い山の中とのイメージとなます。そこでポイントとなるのが、曲がりくねった林道を画面に入れての空撮が必要となります。今回はこの点に配慮して、空撮をしました。
私のブログ「ゴリの写真館」では、地元の素晴らしさをピーアールすることが私の目的でもあります。わが故郷の大きな財産である金糞岳。鳥越林道越しに見る素晴らしい紅葉風景を、今回、紅葉まっさかりのタイミングで空撮することが出来ましたので投稿します。是非見てください。