高所恐怖症の方には「ありえない」ようなそんな場所、崖の上に一人たたずむ「小便小僧」!(ドローン空撮・4k動画)
最近の投稿は四国関係が多いです。それは、今年の前半に二回に渡り二泊三日の四国ドローン遠征をおこなったためです。
四国の中央は、高い山が続き四国の尾根を形成しています。そこには、岐阜の白川郷、宮崎の椎葉村とともに「日本三大秘境」の一つにも数えられる「祖谷」があります。
四国・徳島の祖谷は、吉野川とその支流が、1000メートル級の急峻な山々が連なる四国山地に深い谷を刻んでいて、容易に辿りつけないような山岳地帯となっています。
「祖谷」は「深山幽谷」の言葉が今も相応しい、日本でも数少ない「秘境」と呼べる地でもあります。
いつか1度は訪れてみたい日本の秘境として、平家の落人の地としても知られる、四国・徳島の祖谷(いや)を訪れました。今回は、「祖谷」の絶景とそこに設置されている「小便小僧」の風景をお届けします。
そして、次回の投稿はそのすぐそばにある植物のシラクチカズラで作られた吊り橋で、国指定重要有形民俗文化財にも指定されている「かずら橋」を予定しています。
今回ターゲットにした小便小僧は、街道中一番の難所といわれる七曲にあり、谷底まで200mの高さがある崖の岩に設置されています。
高所恐怖症の方には「ありえない」ようなそんな場所、崖の上に一人たたずむ「小便小僧」は、祖谷街道の建設の際に残った岩の上に立っています。
崖の上にせり出すようにある岩の上では、かつて周辺に住んでいた子供たちや通りかかった旅人達が、度胸試しの為に上に乗ったり、飛び跳ねたりしたそうで、この「小便小僧」はそんな逸話を元に1968年に徳島県の彫刻家、河崎良行氏が制作したものです。
普通は、祖谷街道に設置されたガードレール越しに小便小僧を見るしかないのですが、私は違います。ドローンと言う代物を使いあらゆる角度、言わば360度から見ることが出来ます。
今回は「ありえない」ような場所で、美しさと不思議さが混在する、ちょっと愉快で面白い風景を空撮映像として投稿します。ぜひ見て頂き、ドローンで見る絶景を感応してください。