船がまるで空に浮いているような透明度の高い、美しい海が広がる四国にある「栢島」(ドローン空撮・4k動画)
足摺岬を空撮するために、今年の4月に実行したドローン四国遠征で立ち寄った「栢島」の素晴らしき映像を今回は投稿します。
柏島は四国の最南端、高知県幡多郡大月町に位置する島です。四国の端っこにある小さな島は周囲4キロほどで約400人の住民が暮らしています。
エメラルドグリーンの美しい海に囲まれた柏島は、海が素晴らしく透明で船が宙に浮いているように見えるのが、透明度で世界的に有名な地中海のランペドゥーザ島みたいとSNSで話題になった島でもあります。
美しい海が注目を集めていると私の記憶に残っていたので、今回は是非とも訪れて、この素晴らしい景色を撮影したかったからです。
足摺岬から車で1時間半の道のり。国道321号線を大月町まで走る。さらに県道43号線を約20分行けば、柏島の海水浴場に着く山道を抜けて見えてきたのは、エメラルドグリーンに輝く海が飛び込んできました。
更に進み、四国と島を繋ぐ橋を渡りながら見る海の光景は、見た瞬間感動して運転疲れを忘れさせてくれました。
橋に隣接する小さな港に停泊している漁船が、前評判通り透明度が高く、空中に浮遊しているような光景が広がっているのです。
近年では「船が宙に浮いて見える」ほど透明度の高い海としてSNS上で紹介され、この海を見るためにわざわざ関東や東北地方からも多くの観光客が訪れる、注目の観光スポットとなっています。
また、豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、養殖業も盛んで沢山の生け簀が浮かんでいます。
そして、日本の海の1/3の魚種が生息しているとも言われており、世界でも有数のダイビングスポットとして知られています。お陰様と言うかサプライズで、港付近に泳ぐ自然のイルカ2頭の遊泳まで見ることが出来ました。
今回の一番の目的が、素晴らしく透明な海と、船が宙に浮いているように見える風景の空撮でしたが、もう一つお目当てがありました。
それは同行している妻がおいしい海鮮丼を食べることが旅の大きな目的でもあったため、栢島であやかろうと企んでいました。丁度昼過ぎに空撮を終え、港付近の食堂で海鮮丼を食べようとお店を探していると、地元の方が、おいしいマグロの海鮮丼を食べさせてくれる店を紹介してくれたのです。
それは、島の中腹にある柏島ヴィレッジというお店で、国内有数の水揚げ量を誇る栢島の本マグロを提供しているお店でした。
新鮮な魚料理はおいしいに決まっているのですが、そこのお店は、本マグロを1本買いから解体し、生のまま1か月以上熟成させ、最高に旨いマグロ丼を提供されています。
お値段は少し高いですが、実際に食べてみると評判通り味は最高で、こんなにおいしい海鮮丼は生まれて初めての経験でした。
柏島は、大月半島の先端にある周囲約4㎞の小さな島。2本の橋で結ばれているので、車でのアクセスが可能です。島北東部にある漁村の集落では、細い路地に家々が並ぶ、どこか懐かしい風景も見られます。
なかなか行ける場所ではありませんが、行って見る価値は非常に高いです。見て良し食べて良しである素晴らしき栢島に是非行って見てください。