見事に水面に映り込む空模様!「余呉湖の冬の鏡湖」(ドローン空撮・4k動画)
琵琶湖の北にあり山々に囲まれた余呉湖は、周囲約6.4km、面積約1.8平方キロ、水深約13mの小さな湖です。
余呉湖は羽衣伝説も残る古代ロマンの残る湖で、四季折々に様々な表情を見せてくれる大自然に囲まれた神秘的な湖でもあります。また、近年は冬場にワカサギ釣りのメッカとしても有名です。
余呉湖の特徴は、東、南、西の三方を山に囲まれているため、風通りもあまりないため湖面が穏やかなことから別名「鏡湖」とも呼ばれます。
特に、風のない日の湖面には、周囲の山並みや空の雲などの風景が映り込み、湖面が鏡になったような世界が広がり、鏡湖の絶景を見ることが出来ます。
私は、その鏡湖らしい余呉湖の空撮動画を以前に何回か投稿しています。しかし、写真家の別所隆弘さんが撮影した冬の鏡湖の写真には程遠い状況でした。
そこで、別所さんの写真を見た時の衝撃的な感動が忘れられず、その風景に近い絶景を撮りたいと思い続けています。
その写真を今回も掲載させて頂きますが、湖面に空や雪化粧した山などが映り込み、まるで「ウユニ湖」そっくりで、「日本のウユニ湖」とも称賛され、誰もが写真にのめり込んでしまうほどの絶景なのです。
その写真に憧れて、今年も、冬場に周囲が雪化粧した余呉湖の風景を撮影するタイミングを見計らっていました。
余呉湖は私の住んでいる場所から車で40分程度の位置にあるため、雪化粧した鏡湖に合えるチャンスは確率が高いです。
しかし、近年は地球温暖化の影響なのか、雪は降るのですが、凍てつくような寒い日が続くことは少なくなっています。
そのため気温が零度以下になった早朝に雪が降り、山々の樹木の枝に雪の花が咲いたかのような風景は滅多に見ることが出来ません。
今回撮影した余呉湖の冬景色は、湖畔や湖を囲む山には残雪はあったので冬景色になっていますが、私が望んでいる冬景色ではありません。
しかし、余呉湖の鏡湖たる由縁の一端を垣間見ることが出来る冬の風景が撮れました。それは、青空に浮かぶ雲が、湖面に映り込んでいる風景です。
満足の行く風景ではありませんでしたが、鏡湖と言われる余呉湖の素晴らしさの一端を再認識させられた瞬間でもありました。