師走のドローン県外遠征「四国編」
新年の縁起の良い動画作成のために、先月の休みにドローン県外遠征を行いました。すでに新年特別企画として投稿している動画でお分かりのように、行先は四国でした。四国は1泊2日ではもったいない場所でしたので、恒例となっている車中泊は2泊になりました。
皆さんからよく頂く質問の中に、「冬場の車中泊は出来るの?」があります。その質問に対し、「冬場のほうが快適ですよ」と答えています。なぜかというと、夏場は室内が暑くなりエアコンを入れますのでアイドリング運転となり、余計なガソリンも必要ですし、排ガスで環境にも悪いです。
しかし、冬場は、もちろん車の中は冷えますが、専用の断熱シートをガラス全部に貼ることにより、底冷えすることもなく、外の雑音も聞こえにくくなります。更には、寝袋を使用すれば寒さを感じることなく、眠ることが出来るため、冬場のほうが快適な車中泊が出来るのです。
今回の行先である四国方面は、前日の天気予報で決めました。全国的に天気が悪い予報の中、四国方面は唯一「晴れ時々曇り」でした。仕事の関係で日を変更することもできない中で、少しでも、天候の良い方面を目指したのでした。(行く方向が決まった後に、撮影場所を選択するという、普通とは真逆な目的地の選び方が、私の主流となっています。)
今回の遠征の旅で初めに寄った場所は徳島県の阿波市です。ここには、今回投稿する天然記念物に指定されている「阿波の土柱」があります。砂礫層の山が、長年の雨などの侵蝕によって数十の土の柱を生み出した場所で、アメリカのグラウンドキャニオンのミニチュア版みたいな奇勝地です。
また、この地形のすごさは、アメリカのロッキー山脈とイタリアのチロルの土柱と阿波市にしかない貴重なもので、世界三大奇勝と言われているとのネット情報もありました。
天気は曇りがちで十分ではなかったのですが、観光客も少なく、ドローンを気兼ねなく飛ばすことが出来ました。今回は、その天然記念物に指定されている景勝地を空撮動画として編集しましたので、見て下さい。(通常は展望台から見るしかないのですが、ドローンは近づいたり、真上から見たりなどいろんな方向から見る事が出来るため、少しは見応えがあると思います。)