湖上から見る長浜市街地の夜景を彩る素晴らしき長浜花火!(ドローン空撮・4k)
私の住んでいる湖北地域の夏の風物詩と言われ親しんでいた「長浜・北びわ湖大花火大会」は、コロナ禍前までは約1万発もの花火が打ち上げられ、琵琶湖の夜空を彩り約10万人が訪れていました。
背景が琵琶湖で花火が綺麗に見えることから「全国で見ておきたい花火ベスト20」に選ばれたこともありました。
しかし、コロナ禍の影響により、蜜を避けるために会場を複数設けたり、打ち上げ時間を短縮したりするなど規模を縮小した分散型の花火大会になってしまいました。
今年も、コロナ禍も少し治まり五類に移行しましたが、小規模かつ分散型で9月5~8日の4日間に長浜市公園町にある豊公園の琵琶湖沖合で実施されました。
その目的は、コロナ禍で疲弊し徐々に回復してきている観光にさらに支援するために、滞在型観光も促進させるとともに、来場者の感染リスクを軽減して楽しんでもらう事でした。
小規模短縮・分散型の花火大会のため、連続4日間、午後8時30分から20分間打ち上げる内容となり、私は6日にドローンを持ってその様子を空撮しに行ってきました。今回は、その花火大会の空撮映像を投稿します。
今回の投稿動画は、皆さんが見ておられる琵琶湖を背景とした花火と大きく違い、船に乗らないと見られない長浜市街地の夜景を背景にした映像なので、新鮮味があると思います。
全国的にはコロナ以降、密を避けるために、打ち上げ場所や打ち上げ時間など非公開で行われる花火大会が増えました。
しかし、今年は、コロナも少し治まりつつあるなか、8月8日に大津市で開催された「びわ湖大花火大会」は4年ぶりに大々的でした。大津市内の琵琶湖畔で開催され、主催者発表で約30万人が約1万発の夜空の競演を楽しんだということです。
うれしいことに、コロナ禍の前の状況が戻ってきました。韓国で昨年実際に起きた事故を起こさないために、混雑を防ぐため約2キロにわたって目隠しフェンスを設置し事故のリスクを減らす対策を講じての実施。
また、実行委員会はチケットがない人や県外の人は来ないでほしいとの呼びかけを行ったということです。
このように、一部の地域でコロナ禍前の花火大会に戻る中、長浜花火大会は小規模かつ分散型で実施。
通常9月は観光閑散期なので、花火をもって宿泊の観光客を呼び込み、稼げる観光を目指したいとの開催事務局の思いもあり、密を避けるため規模縮小し分散型での花火大会となりました。
花火はもともと悪疫退散祈願を目的に誕生したといわれております。夜空に美しく咲く大輪の花火に酔いつつ、そして、滞在型観光振興の図るため分散型の花火大会でもありました。
しかし、一回に打ち上げられた花火の数は僅か千発弱という少なさで、見ごたえは今一つでした。
来年以降は、コロナ蔓延前の大会のように、一夜で1万発の花火の競演が、沢山の観客の上に花開くことを願ってやみません。