琵琶湖の湖岸の素晴らしき冬景色!(冬の湖西地域)ドローン空撮・4k
日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県。県の約6分の1を占める日本最大の湖「琵琶湖」を抱え、風光明媚で四季折々の雄大さと変化に富んだ風景は、自画自賛になりますが必見の価値があります。
また、古くから文化・経済の先進地として栄えた「近江」と呼ばれたこの地には、歴史ある寺社や戦国時代をはじめとする英傑たちの足跡など、歴史文化がたくさん残っている地域でもあります。
私は琵琶湖の東側に位置する「長浜市」に住んでいるため、どうしても琵琶湖に関する動画は湖北地域が中心になってしまいます。
今回は「湖西」と呼ばれる地域における冬の琵琶湖。その湖岸風景を空撮しましたので投稿します。湖西とは、湖の西方に広がる地域を指します。
ここの風景は湖北地域の琵琶湖の風景とは少し違っています。浜辺に長く続く松並木や砂浜、海津大崎の桜など、観光名所には事欠かないエリアで、一年を通じて多くの旅行者が足を運んでおられます。
湖岸沿いには長く続く松並木があり、北はマキノ町のマキノビーチから、南は今津町の今津浜に至る延長5kmの湖岸に約2000本を超える黒松が植えられて、見事な並木となり美しい景観を造り出しています。
その見事な景観は、浜辺の緩やかな曲線沿いに植えられており、美しい湖岸景観を形成しています。
この松並木は、浜辺の防風林として明治の末期より地元の人々の手によって植林、保護されてきたもので、人々の生活と密着しながら、厳しい環境の中でいつくしみ育てられてきたそうです。
今では、琵琶湖の景観になくてはならない風景で、1987年、日本の松の緑を守る会によって「21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選」に選定されました。また、2018年には快水浴場百選にも選ばれています。
今回投稿している雪景色の湖岸風景空撮動画では分らないと思いますが、マキノビーチは、夏はウォータースポーツやハイキングだけでなくキャンプや釣り、カヌーなどのさまざまなアウトドアを楽しめる場所でもあります。
投稿した動画を見てもらえばお判りいただけると思いますが、どこまでも続く松並木と雪が積もった湖岸風景はモノトーンの殺風景な冬景色です。しかし、反面、冬特有のとても綺麗な景色で心が和む原風景でもあり、琵琶湖を含めた大空間が訪れる人びとをやさしく包み込んでくれています。