日本三景の一つ「天橋立」を二つの視点で見る!❝山と空から攻める❞(ドローン空撮・4k)

山の頂上から見る絶景

 京都府の北部で日本海の宮津湾にある「天橋立」は、自然が造り出した造形美として陸奥の「松島」・安芸の「宮島」とともに日本三景の一つに数えられています。

 その造形美の美しさは、奇跡の絶景として大昔から日本人を魅了し続けきました。今回は、その絶景を定番である山から見る姿と、鳥目線で見る姿を合わせて投稿します。特に鳥目線は新しい発見があると思いますよ。

 「天橋立」は阿蘇海と呼ばれる内海に流れ込む川が運んだ土砂が、宮津湾を流れる海流などにより、長い時間をかけて堆積した結果、砂州を造り上げ、そこに自然に松が生い茂り、白砂青松の美しい形が完成したと言われています。

 幅は広いところで約170m、狭いところでは約20mあり、全長約3.6kmの砂州に約5千本もの松が生い茂る珍しい地形で、何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形です。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。  動画を気に入って下さった方は、ユーチューブで「👍」やチャンネル登録をお願いします。

 天橋立の一筋に伸びた松並木が、宮津湾と内海を分けた景色は、まるで天にかかる橋のように見えることから、天橋立と名付けられたそうです。

 また、空に浮かんだ雲が海面に写った景色を逆さに見ると、空と海とが逆転し、まさに天に架かる橋のように見えることから、「股のぞき」でも有名な景勝地です。

 明治時代にはすでに行われていたという股のぞきは、大正・昭和に天橋立土産として販売されていた絵葉書に多数見られ、“股のぞき”は天橋立の定番だったことがわかります。天橋立を逆さまに見る「股のぞき」は現在でも観光パフォーマンスであり定番の楽しみ方です。

 しかし、高齢者の域に入った私は体の柔軟性が乏しくなり、一段高い踏み台に上がって股覗きでゆっくりと景色を見ることはなかなか出来ません。(高齢者用に、立ったままで鏡などを使用し、上下反対の風景が望める仕掛けがあれば最高なのですが。)

 今回の投稿動画は、まずは定番となっている山からの眺望です。天橋立の全景を南側から一望できる文殊山の山頂(標高130m)の高台「天橋立ビューランド」にリフトで登りました。

 ここからの眺めは、青い空と海が溶け合う中を飛ぶ龍のように見えることから「飛龍観」として有名で、動的でダイナミックな天橋立の風景を見せてくれます。

 そして、私の得意とする鳥目線で見ることが出来るドローンの登場です。ドローンを飛行させるには色々な制限があり、それをクリアーするために、1.5kmほど離れた対岸よりのテイクオフです。

 最近の強い相棒となったズーム付きレンズを搭載したドローンにより、近くに寄らずに少し離れたところから、ズーム機能を使い、間地かに素晴らしき風景を撮影することが出来ました。今回は空からまぢかに見る空撮動画がメインとなります。

 投稿動画を見て頂ければお判りの様に、海水の透明度が非常に高く、青い松と白い砂浜の織りなす美しい景色が広がっています。また、沖の方まで遠浅であるため、夏場は海水浴場としても賑わいます。

 そんな素晴らしい自然が造り出した造形美を、普段見ることない目線で撮影しました。皆さんは何回もここの景勝地には訪れておられると思いますが、改めて投稿動画を見て頂き、日本三景の一つとして選ばれていることを再認識して頂ければ幸いです。

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