日本一高い「日御碕灯台」とそこからの絶景 を満喫!(ドローン空撮・4k動画)
出雲大社へ参拝後、海岸沿いを走り20分くらいの所にある日御碕まで行きました。日御碕は島根半島の最西端に位置し、日本海に突き出た岬の先端にあります。
ここには、日本一の高さを誇る白亜の灯台「日御碕灯台」があり、明治36年に設置されました。海面から灯塔の灯火までは63m、塔の高さは43mもあり、石造灯台としては日本一の高さを誇っています。
今回投稿するのは、快晴の天気に恵まれた天候の下、ドローンで空撮した日本一高く美しい灯台と素晴らしき海岸線の絶景を投稿します。
この灯台は、歴史や文化的な価値の高さから平成10年に「世界の歴史的灯台100選」、平成25年に「国の登録有形文化財」、令和 4年に「国指定重要文化財」に選ばれるほどの灯台なのです。
折角来たので、入場料を払い灯台を登ることにしました。日本一高い灯台のため、頂上までは塔内に設置されたらせん階段を、目が回るほどぐるぐる回りながら登ります。
その階段の数はなんと163段もあり、息を切らせながら途中の踊り場で少し休憩しつつ灯台上部の展望台へ登りました。
階段は急で幅は狭いなか、降りてこられる人と時々八合うため、お互い譲り合って慎重に上り下りしなければなりません。
灯台の最上部に立つと灯台そのものがわずかに揺れているように感じます。実際、建物に耐震性をもたせるために揺れる構造になっていると言われています。
ネットで調べると灯台の構造は「組積造りによる異種二重殻構造」といって、外壁は石造りですが、空間をあけて内壁がレンガ造りで施されています。この構造は諸外国では見られず、地震国日本に対して独自に開発され高く評価されているとのこと。
展望台からの眺めはまさに絶景です。そこから見下ろす海岸線は、海食によって隆起した岩盤や柱状の奇岩、断崖絶壁が連なるダイナミックで美しい景観が続き、この景勝地は大山隠岐国立公園にも含まれています。
投稿映像でもお判りの様に、日本海の荒波に浸食された海岸線は、東尋坊にも行ったことがありますが、負けないぐらいに迫力がありました。
また、松林が広がる海岸沿いには遊歩道が作られ、岩にぶつかる波しぶきの音を聞きながら散策すると、自然が作り出した造形美を満喫できます。
灯台周辺の海岸、および遊歩道沿いに見ることが出来る断崖絶壁を造り出す岩肌は、積み木を束ねたような岩石「柱状節理」で出来ており、おもしろく見応えがあります。
ネット情報では、およそ1600万年前に流出した溶岩の冷却収縮によってできており、「島根半島ジオパーク」の代表的なスポットにも選ばれています。
今回は鳥目線で見ることが出来るドローンで撮影しました。まるで灯台の展望台から見るような絶景を投稿した動画を見て頂き、その素晴らしさを満喫して頂ければ幸いです。