台地に出来た大穴「竜宮窟」を空撮

 前回のドローン県外遠征の続編③です。河津桜の第二の名所「みなみの桜」で散策しているなかで、私たちのような現役を終えた夫婦と話す機会がありました。静岡県から見えているそうで、5泊程度で観光旅行に来ているとの事。私たちとの共通点は他にもありました。それは車中泊もしているとの事で、非常に親しみのある会話が持てました。
 私がはまっているドローン空撮を見られて、興味津々のご主人。この方から、この河津桜の前に行ってこられた景勝地の情報をゲット。それは、ドローン撮影に最適な場所との事でした。

 

https://youtu.be/lKmpKR_wUH4

 場所は河津町のすぐ近く田牛地区の海岸にある「竜宮窟」。まだメジャーになっていない景勝地。波の浸食作用によってできた大きな洞窟で、洞窟の天井が一部崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いた景勝地です。まだ大々的に観光地化されてはおらず、駐車場も道路際の狭い場所のみ。もちろん、駐車代も入場料も無料。


竜宮窟を覗いてみると、なんとそこは「ハート」の形をしています

 大穴の外周に整備された遊歩道から竜宮窟を見下ろし、また、洞窟の中にも入れるため見応えがある景勝地です。天窓の下に立つと外とは別世界のような不思議で神秘的な空間で、近頃、最強の“愛のパワースポット”として注目されています。
 その由縁は、大きな天窓から、竜宮窟を覗いてみると、なんとそこは「ハート」の形をしています。龍宮窟は自然が生み出したパワースポットで、ハートの形に見えるビーチが話題を呼び、いまでは伊豆下田を代表する隠れた観光スポットになっているとのこと。

 ここまで読んで頂ければ、先程のご主人から進められたドローン空撮の最適場所であることが、想像頂けると思います。直径約50mの天窓が開いた、波の浸食作用によって形成された洞窟。空から見れば、その様子が手に取るように解るとともに、自然が作り出した造形美を堪能できる場所なのです。

 少し道に迷いながらも、その竜宮窟になんとか到着。上から下から、その洞窟の様子を歩いて見学。まさに、この景勝地はドローン空撮の最適地であることを再認識し、いざ実行へ。

 しかし、天気は良いが風が強い天気で、海風がそり立った崖にぶち当たり、穴付近は強風が吹き荒れていました。普通では、ドローンを諦める状況でしたが、簡単に行ける場所でないため、しばらく、考え込んでしまいました。
 出した結論は、強風の吹き荒れる穴付近には近づかず、比較的風が弱い、上空からの空撮で実行することにしました。

 その様な状況の中でドローン空撮した映像を今回投稿します。本当は上空から穴まで下降し、自然が作り出した景勝地を、より迫力ある映像でお届けしたかったのですが、ドローンの大敵である風に負けてしまいました。

 しかし、上空から見る岬に出来た大穴の様子が手に取る様に撮影することが出来、ある程度は満足感に浸ることが出来た空撮場所となりました。今回の投稿で、その一端を皆様にお届けします。如何でしょうか。

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