桜と城の最強コラボ！満開の桜が包み込む素晴らしき春の長浜城「豊公園」

　私が住む長浜市の豊公園は、明治42年に豊太閤・秀吉にちなみ「豊公園」と名付けられた琵琶湖のほとりにある公園です。 昭和58年に復元された長浜城を囲むように約600本の桜が植樹され、「日本さくら名所100選」に選ばれています。長浜城の天守閣から見る眺めは最高ですが、今回は、桜満開の公園風景をドローンで空撮しました。

　本当は公園の上を飛ばすと、よりすばらしき映像が撮れるのですが、公園上空はドローン飛行が禁止されています。また、桜満開の時期はたくさんの人で賑わいます。もし、ドローンが誤動作をして、人の上に落ちたら大変なことになります。ドローンが落ちても他人に被害の出ない、湖上からの空撮です。

　この手法で今まで何回も空撮してきたのですが、毎回、初めて飛ばした時のハラハラドキドキの緊張感が蘇ります。湖上で墜落させてしまった場合は、ドローンは水没し回収不可能となるため、いつも以上に指先に神経を集中させて慎重な操作となります。しかし、ドローン操縦歴が５年もたつと慣れて緊張感は薄れてきていますが・・・。

　長浜城は豊臣秀吉が生涯最初に築いた居城であり、復元された天守閣に登ると、眼下に咲き誇るサクラと琵琶湖を一望でき、素晴らしき春の光景を見せてくれます。ここの素晴らしさは、びわ湖の畔にあることです。びわ湖を背景に見るのもよし、船に乗り湖上から公園を眺めるのもよし、近くの高層ホテルから見下ろすのもよしと素晴らしき景観の条件がそろっています。

　どんな場所でも、桜が咲くと普段見慣れている景色が一変し、絵になる景色に変化します。桜の本数が多ければ多いほど、だれもが共感する絶景となります。特に、豊公園の桜満開の時期は、カメラの贅沢なアングルが、いろいろな場所に出現します。桜と城とのコラボは最強です。ここ豊公園もその一つです。

　今回は湖上からの撮影で、長浜市街が背景となりますが、普段、人目線では見ることの出来ない光景です。いわゆる鳥目線で見る桜で包まれた長浜城をご感応ください。