日本の四季景色は最高ですね!狙うは雪化粧したメタセコイア並木の絶景
日本には四季があります。そして、「春」「夏」「秋」「冬」のそれぞれが、風情ある自然の移り変わりとして美しい自然の景色を楽しませてくれます。
日本は地球上の温帯という位置にあり縦に長い島国。季節風が通りやすく海と山が近い距離にあることから、季節ごとの気候の差が大きく出やすい環境が整っています。日本が大陸だったら、こんなに特徴的な四季のある国にはなっていなかったと思います。
若い時は仕事に追われて季節の変化をあまり感じませんでしたが、高齢者の域に達した私は、四季の移り変わりを感じながら日々を過ごす生活に変化。このため、日本の四季の移り変わりが素晴らしく、日本で暮らすことの喜びを感じる機会が多くなりました。
今回投稿するのは、滋賀県高島市マキノ町にあるメタセコイア並木です。日本街路樹百選の一つで、500本余りメタセコイアの大木が、約2.4kmの道路の両側に並ぶ姿は圧巻で、全国的にも有名な街路樹です。
もっとも有名なのは紅葉風景なのですが、今回は、メタセコイア並木の冬景色を投稿します。撮影のタイミングは何時でも良いというものではありません。冬場に狙うタイミングは、うっすら雪化粧した風景の瞬間です。
一般的に雪が積もりすぎると全体に白くなりすぎて単純な雪景色となり、きれいな風景になりません。また、少し気温が上がれば枯れ枝に着いた雪も落ちてしまいます。
うっすら雪化粧した景色は、もともとの景色の色に雪の白色が加わることにより、濃淡がはっきりし、面白い被写体となります。特に、厳寒の朝だけは、葉を落とし枝のみの落葉樹は、枝に雪が付くことにより、雪の花を咲かせたように見えるようにもなります。
私の家から撮影地まで車で約1時間余りかかるため、このタイミングでの撮影は至難の業です。そこで狙ったのは、気温の低い日に見られる粉雪が降りやむ瞬間です。粉雪が降っていれば、枯れ枝に雪が付き、枯れ木に花が咲いたように見える時があります。
底冷えのする2月上旬のとある日に、その瞬間を狙い車で出発。現地到着後、車を駐車場に止め、スマホの雪雲レーダーとにらめっこ。待つこと1時間後に、雪雲が切れる瞬間があり、そのタイミングでドローン撮影した映像です。狙いのうっすら雪化粧とまではいきませんでしたが、如何でしょうか。