ここまで演出するか!今年の「なばなのイルミ」
先日、日本最大級と称されている「なばなの里」のイルミネーションを鑑賞しに行ってきました。長島温泉の近くにある「なばなの里」はナゴヤドームの6倍の敷地面積があり、夏場は色々な花で楽しませてくれるのですが、冬場はお花の替りに光による芸術として壮大なイルミネーションで楽しませてくれます。
ここのイルミは、毎年と同じ点灯パターンと、年々変わるテーマパターンで構成されています。近年ほとんど毎年訪れていますが、年々変わるテーマによる趣向を凝らした光の演出を楽しみにして行くようになっています。
まずは、大人2,300/人円する入場券(お高い料金設定ですが、1,000円の買い物券付きで、実質は1,300円です。また、駐車場は無料です。)を購入しゲートをくぐります。
早々、入口からレストランまでの花壇が、ライトアップされ異次元の世界に突入。さらには、2つの大きなツリーに導かれて、色が変化する美しいチャペルが目に入ります。チャペルの奥には、木曽三川をイメージした大きな水上イルミネーションがお出迎え。緩やかに湾曲したライトの列は、LED球一個一個が鮮やかに音楽に合わせて色が変化し、まるで光の川が流れているようです。 a
ここまでは毎年同じパターンで、その美しさに魅了されつつ、メインイベントとなる会場に自然と誘導されていきます。そして、異次元の世界に導かれるタイムマシーンに乗った気分で200mもある光のトンネルをくぐり、一番の目的であるメインの会場へ。
メイン会場は、毎年テーマを決めて趣向を凝らした演出が見られますが、今年のテーマは「JAPAN」です。すでにいかれた人からもその素晴らしさを聞いており、ワクワクしながらトンネルをくぐります。
徐々に光景が目に入り、全貌が見える場所に行くと、光の芸術のスケールの大きさ圧倒され、この世のものと思えない光景に感動させられます。だれもが「綺麗!」「すごい!」「すばらしい!」との歓声が自然と出ます。(ここのもう一つの特徴は、光と音の演出が素晴らしいことです。)
今年は「JAPAN~日本の情景~」と題して、7分ほどの演出が繰り返されており、日本が誇る富士山をはじめとする絶景や文化、伝統をダイナミックに演出されています。
「なばなの里のイルミネーション」をネットで調べると、国内最大級のスケールと世界最高峰のクオリティとの表現がされていますが、まさにその通りです。
プロジェクションマッピングで映像を建物に映し出すイベントがよくありますが、その映像にも負けないくらいの繊細な表現。電球やLEDだけで「ここまでやるか!」と絶賛せざるを得ない状況。
幻想的な演出と美しさを細部までこだわりぬいたその仕掛けに感服。それを作るには、想像を絶する時間と手間をかけ作り上げてこられた縁の下のスタッフの努力にまたまた感服。(年々、技術の向上と努力により、素晴らしさが倍増している。これ以上の表現は限界があるのではとの思いも横切るほど、すごい演出です。)
「なばなの里」のイルミネーションは、ここまで手間暇かけておられるため、短期間では経費に見合わない事から、10月から5月までと、長いあいだ開催されています。一番のおすすめ時期は12~2月です。私の行った日は、平日の月曜日の夜で、行列ができるほど混んでなく、ゆっくり鑑賞できました。出来れば平日の夜訪れることをお勧めします。
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