鉄砲鍛冶の郷「国友町」の満開桜を空撮

　今まで何回か地元「長浜市」の桜並木の空撮動画を投稿していますが、先日、県外の人から「滋賀県は堤防に沢山の桜が咲いていて良いところですね。」とのコメントを頂きました。この人が住む地域の堤防は、あまり桜の木がないようです。
　湖北に住む私たちにとって、堤防の桜はどこにでもある風景になっています。桜シーズンは、近場で絵になる場所も数多くありますが、満開のわずかな期間に、数か所を撮影する程度しかできません。

　そんな中、初めての空撮となる国友の堤桜を撮影してきましたので、今回投稿します。
　国友町は、鉄砲鍛冶のまちで有名です。戦国時代、種子島に伝来した鉄砲の製造技術が国友に伝えられ、国友は鉄砲の一大産地として発展しました。その様な歴史の中、種子島にある西之表市と長浜市は、鉄砲ゆかりのまちとして友好都市の提携を結んでいます。
　その特徴を除けば、長浜市にある一般的な集落なのですが、この国友付近には姉川の堤防の桜並木をはじめ、そばには、キャノンの桜並木もあり春の時期は別世界になります。本数では千本桜と言えるほどの景観を呈しており、空撮動画に納めたい場所の一つでもありました。

　天気の良い先日、いつものようにドローンを車に積み込んで、空撮目的で国友付近に到着。しかし、今までの目線では考えた事の無いことが発覚。それは、ドローンを飛ばすにあたり、注意する必要がある鉄塔と高圧電線の位置でした。見事に、桜並木の方向に高圧送電線が張り巡らされているではありませんか。

　見事な桜並木でありながら、空撮が非常に困難な場所であることが判りました。しかし、空撮をしないまま帰るのも納得できないので、送電線の影響の少ない場所を探すことに。

　色々と場所を探した結果、満開の迫力ある絶景映像には程遠い結果となりますが、やむなく、姉川堤防の二箇所でドローンを飛ばすことに決定。その様な状況で撮影した映像を、出来るだけ豪華に編集しましたので、見て下さい。