素通りしてしまう区間に素晴らしきびわ湖があった!「犬上川河口付近」(ドローン空撮・4k)
彦根地先の湖岸道路を走っていると、犬上川を渡る大橋があります。道路の東側には滋賀県立大学、びわ湖側には水産試験場などの施設がありますが、私は普段用事がないため車で素通りをしてしまう区間です。
今回投稿する空撮動画は、その素通りしてしまう区間のびわ湖の映像です。具体的には、犬上川の河口付近の映像を撮る目的で湖岸に近づくために、湖岸道路沿いの彦根市水道局大藪浄水場ある付近でハンドルをびわ湖側に切りました。
周りは住宅街で、200mほど進むと松並木が続くびわ湖湖岸にたどり着き、そこで道路は通行止めになっています。車を止め、びわ湖湖岸に出てみると、なかなかの見応えがある景色が飛び込んできました。
私的に、初めて見る景色で、こんな良い場所があるとは驚きの発見でした。おそらく、通常、近場の人以外は入り込まない道路なので、皆さんもご存じないかと思います。
今回のフライトは、ここの砂浜からテイクオフです。映像をご覧いただくとお分かりかと思いますが、すぐ横には犬上川が流れびわ湖に注いでいます。
犬上川は、鈴鹿山脈を源流とし彦根市南郊をかすめてびわ湖へ注ぐ一級河川で、河口の湿地帯や、川の流れが長年造り上げた中洲をドローンにより手に取るように見ることが出来ます。
そして、中州付近にはびわ湖の見張り番である、滋賀県立の水産試験場の施設群が広がっています。水産試験場はびわ湖における水産業の研究と指導を目的として設置された研究所です。
本場はここ滋賀県彦根市にあり、分場として米原市の醒井養鱒場があります。水産業の他、びわ湖の水質などの調査や、開放日には鮒寿司の作り方教室なども行っていると滋賀県独特の施設です。
また、河口近くに滋賀県立大学の広いキャンパスが広がります。
この大学は、開学以来「人が育つ大学」「キャンパスは琵琶湖。テキストは人間。」 をモットーに掲げ、「環境と人間」をキーワードとし、フィールドワークなど実践的な教育の充実に力を注いでおられます。
今回はあまり見られたことのない風景として、犬上川の河口付近の様子と、松並木が続く湖岸風景をドローンで空撮した動画を投稿しました。
まだまた広きびわ湖には隠れたいい場所があるのだなあと感じる瞬間でもありました。