虎御前山を飛ぶ「山肌の素晴らしき秋景色」
長浜市にある虎御前山は、小谷山の南西に位置する標高224mの長細い尾っぽみたいな形状をした山で、多くの古墳を有し、古くは長尾山と呼ばれていたらしいです。今は山の中腹まで車で登ることができ、山頂付近からは東に百名山の一つ「伊吹山」、西に日本一の「琵琶湖」が一望できます。
また、北東には向かい合って浅井氏が城を築いた小谷山が、目と鼻の先に見えます。虎御前山は小谷城からわずか500mあまりの距離に位置するため、織田信長が小谷城を攻めたとき、前線基地として、この虎御前山に陣を構えました。
虎御前山は、春は桜、秋は紅葉の名所としても親しまれています。今回は紅葉シーズンの素晴らしき景観を見ていただくために、ドローン空撮を行いました。今回投稿するのは、2か所からの空撮動画です。
まずは登り口から中腹にある神社までの紅葉です。ここの特徴はモミジと桜の木が多く、秋になると真っ赤に色づいた紅葉で飾られます。特に麓の鳥居から中腹にある神社までの参道が色鮮やかに変身します。今回はこの景色を中心に鳥目線で空撮しました。
次に、中腹から山頂までは、広葉樹が多く、秋には山肌が着物で着飾ったように黄色く色づきます。その様子を捉えるため、羽柴秀吉が陣の後に整備された公園からドローンを飛ばし、撮影した動画です。
今回投稿する2本の空撮動画で、秋の虎御前山の素晴らしさをお裾分けできれば幸いです。如何でしょうか。