英虞湾を南に見下ろす横山展望台からのリアス式海岸の絶景!(ドローン空撮・4k)
先日、夏至の日の神々しい絶景を撮影しに行った三重県二見が浦にある夫婦岩。最高の天候条件でしたが、多くのカメラマンで絶景撮影ポイントを確保できずに不発に終わってしまいました。
折角、自宅から3時間半も車に乗り出かけてきた伊勢なので、ついでに絶景スポットを撮影したいとの衝動にかられ、近くにある英虞湾で絶景ポイントを探しました。
三重県の英虞湾は、岩手県の三陸海岸、大分県の豊後水道とともに日本三大リアス海岸の一つに数えられています。まずは、その素晴らしき海岸線を一望できる展望台を探しました。その結果、横山展望台から見る眺望が素晴らしいとのネット情報をゲットし、展望台へ車のハンドルを切りました。
横山展望台は、英虞湾に浮かぶ約60の小島と、素晴らしきリウス式海岸が続き幾重にも折り重なるように突き出た半島を一望できる場所です。そして標高140mにある展望台は展望デッキが整備されていて、まさに手に取るような絶景スポットとのネット情報。
今回投稿するのは、この情報を頼りに行った横山展望台からの空撮映像です。
英虞湾を南に見下ろす横山展望台へは片道一車線の坂道を走ります。しかし、どん付き近くで幅3mほどの狭い道になり、車で行って言ってよいのか迷いますが、案内看板に誘導されて車を進めると15台ほど停められる駐車場に着きます。
駐車場からは、展望デッキとそれらを繋ぐスロープ遊歩道が整備されており、車椅子でも展望デッキまで登ることが出来ます。また、駐車場にはバリアフリートイレもあります。
そして、ジグザクの様に曲がったスロープ遊歩道を登り詰めると展望デッキに到着します。英虞湾を展望デッキから確認すると、間近に見える島々と入り組んだ入り江のリアス式海岸の絶景、その向こうは太平洋などの眺望が手を取るように見えます。
リアス式海岸とは、海の水位が上がり、山や丘が海に沈んだことで谷に海水が入り込んでできた入り組んだ海岸(溺れ谷とも言う)、鋸の歯のようにギザギザに連なっているような海岸と言います。
水深が深く、しかも山から流れてくる栄養分のおかげでプランクトンがたくさんいます。また、地形が入り組んでいるので台風などの被害が少ないこともあり、養殖(英虞湾は真珠養殖で有名です)に利用されいます。しかし、台風などの波は被害が少ないのですが、津波は急激に高くなるので被害が甚大になる恐れもある海岸です。
動画を見て頂ければお判りの様に、見事に入り組んだ海岸線と、大小60余りの島々が浮かぶ英虞湾は、長い年月をかけて自然が造り出した景勝地です。その造形美は海と陸が織り成す絶景であり見ていて飽きが来ません。
また昼間だけでなく日没時には、夕日に赤く染まる英虞湾の光景を見ることができ日本夕陽100選にも選ばれいます。
この風景を収めるべく、多くのカメラマンがここを訪れるそうです。次回はその夕景にチャレンジしたいと思いつつ動画編集をした映像です。お楽しみください。