色々な顔を持つ小さな湖「余呉湖」に春が来た!(ドローン空撮・4k)

神秘の湖にも春が来ました

 わが長浜市には、羽衣伝説を生んだ神秘の湖「余呉湖」があり、四季折々に様々な表情を見せてくれます。色々な顔を持つために、今まで何回か投稿していますが、今回は春景色と題し、湖畔に咲く桜並木を中心に空撮をしました。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。

 余呉湖は滋賀県の北東部にあり、琵琶湖の北に位置し古戦場として有名な賤ヶ岳の麓にあります。琵琶湖の水面より約50m高く、周囲約6.4kmの小さな湖。もともとは、柳ヶ瀬断層の働きによってできた湖で、湖底からは2000年前の埋没林が発見されている古い湖です。

 山の中にひっそり佇み、東、南、西の三方を山に囲まれ、風通りも少ないため湖面が穏やかなことから別名「鏡湖」とも呼ばれています。風かない日の湖面は、まるで鏡の様になり、周囲の山々や、天空の空模様を湖面に映し出します。

 私的には、余呉湖の素晴らしさの大きな要素は、鏡湖のようになった湖だと思います。しかし、何回も足を運んでいるのですが、このような鏡湖にはなかなか出会えていません。

 よく絶景写真集で紹介されている冬の鏡湖の写真のような風景に出会いたいのですが、今まで私に見せてくれた鏡湖の風景は、せいぜい空の雲の模様が湖面に映り込んだ程度です。

 また、この小さな湖「余呉湖」は色々な顔を持つ湖です。神秘的な湖とともに、古くから色々な歴史ロマンが伝わっています。

 また、近代は琵琶湖との高低差を利用した農業用水の重要なダム湖「余呉湖ダム」としての利用や、アウトドア志向に伴うサイクリングやハイキングをはじめワカサギ釣りに、沢山の人々をくぎ付けにする湖でもあります。

 そんな余呉湖の春を楽しめる場所は、余呉湖観光館の付近です。湖に流れ込む導水路沿いの「余呉川堤の桜」は、菜の花と桜のあざやかな競演が楽しめ、見事な春の景色が作り出されていました。

 また、そこから湖の外周道路を走ると、桜並木が続き、湖畔に咲く桜の風情は格別なものがあります。春が過ぎると、湖畔に沢山のアジサイが咲く季節になります。

 皆さんも、四季折々の風情が楽しめる余呉湖に足を運んでみては如何でしょうか。

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