練習を重ねた各チームが高さ10メートルの晴れ舞台から飛び立つ!(鳥人間のステージを空撮・4k)

 日本一大きい湖「琵琶湖」は貴重な自然環境を有するとともに、近畿圏1450万人の生活や産業の発展に欠かすことができない国民的資産です。

 その琵琶湖の面積は約670㎢で、琵琶湖岸の延長は約235kmもあり、自転車ではおおよそ1泊2日で一周できます。また、琵琶湖で一番深いところの深さは約104m、南北の長さは約60km、東西の最大幅は約20kmもある湖なのです。

 一方で、レジャーやマリンスポーツでも沢山の人々が湖を利用しています。水泳場もたくさんあり、淡水湖ならではの塩分とは無縁なので、ベタつくこともなく、湖から上がった後もさっぱりで人気があります。

 その水泳場の中でも、彦根市にある松原水泳場は、白砂の浜が1km続き松林も美しい浅瀬の水泳場です。そこを舞台に毎年行われている鳥人間コンテストが今回の投稿動画の主役です。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。

 今年も7月に琵琶湖を舞台に夢と希望を乗せて人間が空を飛ぶ熱い戦い、日本の夏の風物詩が、第45回目として開催されました。

 この大会は、水泳場の砂浜から沖に長く伸びた最大高さ10メートルの仮設プラットホームから、手作りの機体で湖上に飛び立ちます。毎回、全国各地から個人または団体で多くの「鳥人間」たちが参加し、飛距離を争います。

 ネットで経過を調べると、1977年に英国の大会を模して「びっくり日本新記録」の特番として始まったとのこと。第1回の優勝は82・44mで、いきなり当時の世界記録48メートルを超えてしまいました。

 それが今や、動力なしの「滑空機部門」の最長記録は500mを超え、パイロットがペダルをこいで動かす「人力プロペラ機部門」では、70kmを飛ぶ「完全制覇」が出来るかというまでの人間離れしたレベルまでになっています。

 以前の大会は、仮装大賞の延長のような参加者もおられて、思わず笑ってしまう場面も数多くありました。その頃から比べると、今は純粋な競技のようになっている状況で、テレビ中継を見ていると手に汗握り感動する場面が多いです。

 しかし、私個人の意見ですが、笑える競技と真剣勝負の競技が半々あるような大会が、いいなと思っています。

 いずれにせよ、滋賀県民のマザーレーク「琵琶湖」を舞台に開かれる鳥人間コンテストは、滋賀県民の誇りであり、夏の風物詩までに定着しています。

 大空を飛びたいと思う鳥人間たちが、毎回全国各地からたくさん琵琶湖に来てくれて、晴れ舞台に立ち、競技に参加されることは大変うれしく思います。これからも長く続けて頂ければ幸いです。

 この意味も込めて、今回は、夕陽に輝く鳥人間の夢の舞台を空撮してみました。如何でしょうか。

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