素晴らしき春の絶景「高時川の桜トンネルは凄い!!」 ( ドローン空撮)
今回紹介するのは高時川の桜並木です。ここの桜は25年ほど前に植えられた並木で、まだ木が若い桜並木です。しかし、どこまでも続く桜並木の景観は、若い桜であるが故、隙間のないくらい満開の花弁で埋め尽くされる絶景が拝めます。
また、ここの一押しのポイントは、見事な桜のトンネルです。動画で見ていただければお分かりのように、堤防道の両側に植えられた桜並木は延々と続き、木の枝が天井を覆いつくし花のトンネルを造り上げています。
今回の撮影ポイントは、素晴らしき桜トンネルをターゲットに動画撮影を行いました。もちろん桜の時期は沢山の人が訪れるため、桜トンネルの中でドローンを飛ばすことなど出来ません。
そこで考えたのが自転車に乗りながら手持ちビデオカメラで撮影する手法です。私のマイカーに自転車を積み込み、早朝の人が少ない時に自転車で撮影した映像で桜トンネルを実感して頂きたく投稿しています。
余談になりますが、長浜市には他にもたくさんの桜の名所があるなか、高時川の桜は、以下のような裏話がある桜並木です。ここの高時川堤防は洪水時に漏水があるため、堤防決壊の防止のため、10年ほど前に堤防補強工事の計画が立てられました。
その計画では、桜を伐採し堤防を補強する内容であったため、地域の桜を守る会からの強い反発を受け計画が見直されました。その結果、桜を残しながら堤防を補強する設計に見直され、現在の桜並木が残ったという経過があります。
堤防に木を植えることは堤防自体に悪影響を及ぼす恐れがあることから、植えられた桜を管理者である滋賀県が勝手に伐採することは法的に問題がありません。しかし、その考えを押し通さず景観を重視することにより設計変更された県当局の判断は素晴らしいことだと思っています。
冒頭にも書きましたが、ここの桜はまだ若い木です。これからが楽しみな桜並木です。10年もたてば、更に大きく成長し枝ぶりも見事になり、名実とともに有名な桜トンネルになるでしょう。近い将来、桜花で埋め尽くされたトンネルを歩くことが楽しみな桜並木です。