琵琶湖の素晴らしき眺望

　滋賀県は東京や大阪などの大都市へ行く時の通過県で、近畿圏以外の人にとっては知名度が今一つのような気がします。しかし、滋賀県には日本一大きな琵琶湖があり、その存在感は絶大で滋賀県の宝となっています。また、造語ですが「マザーレイク」とも呼ばれ、その存在価値は計り知れません。

　目線を変えれば、滋賀県は山と川ありの山村風景や田園風景、また、雄大な湖岸風景が混在しているため、風景のすべての要素が揃っています。そして、その各要素の規模は大きく、まさに山紫水明で風光明媚な場所です。その中の琵琶湖は、存在感は絶大であり、周りの景色と相まって、四季折々の素晴らしい景色を見せてくれます。

　今回投稿するのは、琵琶湖の北の素晴らしき風景です。場所は、長浜市高月町西野地先の湖岸から見るびわ湖の眺望です。普段でもきれいな風景を見ることが出来る場所ですが、今回撮影に行ったときは、天気も良く、特に波静かで、新緑の山々に囲まれた神秘的な景色を撮ることが出来ました。

　ここから見る琵琶湖は人工的なものは何一つなく、自然に出来た風景で囲まれており、一押しの琵琶湖絶景を見られる場所です。また、ここは西野水道と呼ばれる歴史ある場所で、その昔、大雨時に度々洪水に襲われた地域で、その災害を軽減するために、バイパスの水路トンネルが掘られた場所でもあります。

　そのトンネルをくぐり琵琶湖に出ることにより、今回の絶景を見ることが出来ます。洪水時に運ばれた土砂で出来た中州と、そこに生える木々が、その景観に花を添えており、まさに、自然が作り上げた造形美がそこにはあります。

　地上目線から見るのもいいのですが、今回はおなじみのドローンを使うことにより鳥目線で見る琵琶湖の眺望は、言葉で言い表せないほどの絶景になります。まるで時間が止まっているようで、心が穏やかになる素晴らしき絶景を、空撮動画に集約しました。３分弱の短縮バージョンとしてまとめていますので、最後までご覧いただき、共感していただければ幸いです。