満開の桜と見劣りしない冬の絶景「雪の花」!(ドローン空撮・4K動画)

私の住んでいる滋賀県湖北地方は、日本海から流れ込む雪雲が、日本百名山「伊吹山」にぶつかり、麓に雪を降らせるため、雪が多く積もる地域です。豪雪地帯に認定されているほどですが、近年は地球温暖化の影響か分かりませんが、雪がたくさん積もることは少なくなっています。
雪がたくさん積もると日常生活に支障を来たし、冬場の暮らしも大変なものがありますが、反面、積もった景色は、静寂のなかで独特の風情があり中々良いものです。
雪景色の中で特に私の大好きなケースは、朝方に雪が降り薄く積もり一面銀世界に変身。そして雪もやみ、そこに朝日が差し込む瞬間の風景は、素晴らしいものがあります。
何が素晴らしいかというと、一面銀世界に輝く中で、里山の枯れ木に雪が積もると、ひときわ輝く、まさに絶景と称すべき満開の「雪の花」が見られることです。

冬の枯れ木には葉がなく、枝の一本一本がはっきり見えます。そこに雪が積もると、枝先ごとに雪がふんわり乗る白い雪がふさ状に広がり、木全体が白い花を咲かせたように見えるため、まるで枯れ木に花が咲いたような景色になります。
詩的表現としての「雪の花」と言われることがあります。空から舞い降りる雪片が、木の枝や地面に積もった雪が、花が咲いたように見える様子を表現しています。
特に、一面の雪景色を、静かに咲く白い花になぞらえる言い回し、俳句や短歌、随筆などでよく使われ、一瞬の輝きの美しさを、はかなく消える美しさを冬の情緒として捉えられています。

今回の動画で投稿したのは、私の故郷にある春の名所「当目の堤桜」の冬景色です。
毎年、満開の時期には多くの人の目を楽しませてくれる桜並木ですが、冬場は葉が落ち、まるで枯れたような殺風景な並木も、冬場の一瞬間、満開の桜並木にも負けず劣らずのような素晴らしい美しさを見せてくれます。

朝起きて、二階の窓から外を見ると、少し積もった雪景色に朝日が当たり、一面輝いた幻想的な光景が目に飛び込んできました。
これは、千載一遇のチャンスとの思いで、顔も洗わずドローンを車に積み込んで、撮影したのが今回の風景です。
この絶景は、長く見られるものではありません。朝日が当たり、太陽の光の熱により薄く積もった雪は、瞬時にして溶けてしまいます。雪が真綿のように枝についている瞬間が、見応えのある雪の花なのです。


