湖面に映る姿が美しい別名「鏡湖」と呼ばれる余呉湖(ドローン空撮・4k動画)
余呉湖は、滋賀県の東北部にあたる長浜市余呉町にある小さな湖で、琵琶湖の北側に位置していて、琵琶湖より50mほど高い場所にあり、滋賀県で2番目に大きい湖です。
周囲は約6.4km、面積は約1.8㎢と小さな湖で、徒歩や自転車で湖を一周することができます。
余呉湖は周囲を山々に囲まれた盆地状の地形にあり、外からの風の影響を受けにくいため、湖面は一年を通して穏やかです。
そのため波が立ちにくい湖で「鏡のような湖」と称され、湖面に映る山々や空の姿が非常に美しいことで有名で、「鏡湖」とも呼ばれ、四季折々の美しい景観や静けさで知られています。
今回は初秋の頃の湖の様子を空撮しましたので投稿します。
かつて戦国時代には、賤ヶ岳合戦の舞台となった地域に近く、湖周辺には戦国武将にまつわる史跡や伝承が残されています。
また「天女の羽衣伝説」や「菊石姫伝説」など、神秘的な物語が伝わる湖でもあり、まさに、歴史とロマンの湖なのです。
また、昔懐かしい日本の原風景が残る地域でもあり、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景が楽しめます。
特に冬は渡り鳥が飛来し、野鳥観察の名所にもなっています。湖畔には遊歩道やサイクリングロードが整備され、釣りやハイキング、キャンプなども楽しめ、冬にはワカサギ釣りで賑わいます。
先ほど、日本の原風景が残ると書きましたが、余呉湖は「静けさと美しさ」に包まれた湖で、観光地として大きく開発されていない分、素朴で落ち着いた雰囲気を残しています。
そのため、都会の喧騒から離れて、自然の中でゆっくり過ごしたい人にぴったりの場所です。ぜひ訪れてみてください。