湖岸道路と琵琶湖の間にある緩衝帯は、自然環境保全の一役を担い、自然豊かな春の景観を見せてくれています。!(ドローン空撮・4k動画)
びわ湖の周りに整備された湖岸道路。びわ湖一周する湖岸道路は235kmもあり、その道路を走破すると、びわ湖の大きさや素晴らしさを実感できます。
その湖岸道路を走る中で、私が気に入っているのは、湖岸道路と湖岸の間に、緩衝帯となる緑地を残して整備されていることです。今回投稿するのは、その代表的な風景の空撮動画です。
人によってはびわ湖が目前に見えたほうが良いと言われる人もおられるでしょう。しかし、私は、車を運転しながら、湖岸に生える木々の間から見える湖面が大好きです。垣間見えるびわ湖、また、ダイレクトに見る事が出来る区間など、変化に富んでいると飽きることはないです。
今回投稿する場所は、長浜市にある南浜漁港からびわ工業団地付近の春景色です。ここの素晴らしさは、雄大なびわ湖風景と、自然豊かな湖岸風景です。
ほとんどの場所が、湖岸道路とびわ湖までにはかなりの幅の緩衝帯となる緑地や池が残されており、豊かな景観を見せてくれています。
特に春の時期は、道路と並行して植えられている桜並木が花を咲かせ花を添えています。また、岸辺に茂っているヤナギの木も、新緑の葉を芽吹かせ、春の景観に彩を付け加えてくれています。
道路と湖の間にある緩衝帯は、うまく自然環境を保全しており、自然豊かな景観を見せてくれています。また、その中には動物や植物が、恒常的に生活できるように造成された小規模な生息空間としてのビオトープ的な池も配置されています。
その結果、この緩衝帯にはヨシや柳の木々が茂り、魚の産卵の場所や住みかとなっているだけでなく、水質浄化の大きな役割も担っています。
また一方で、この細長い緑地は人間の住む世界と動植物の住む場所との緩衝帯の役割を果たしており、豊かな自然を残す大きな役割を担っていると思います。ここにはコンクリート護岸がほとんどないことでお判りの様に、環境保全に対する考え方が素晴らしいです。
そのような自然に配慮した湖岸の春風景を、鳥目線で見ることが出来るドローンで空撮しました。如何でしょうか。