湖に突き出た烏丸半島は、自然保全・学習・レジャーが融合したエリア!(ドローン空撮・4k動画)

烏丸半島は滋賀県草津市の琵琶湖南湖の東岸にあり、湖に突き出た人工的に整備された半島で、自然保全・学習・レジャーが融合したエリアです。

もともとは広大な内湖や湿地帯でした。昭和後期に干拓で整備されましたが、その後、水質浄化・治水・研究拠点として再整備されました。そのため烏丸半島は「自然を壊して作った」のではなく、最終的には守るために人が関わった半島と言えます。

今回は、この烏丸半島を琵琶湖湖上から空撮しましたので、皆様にお届けします。

半島の主な見どころは、水生植物公園みずの森、琵琶湖博物館です。水生植物公園みずの森は、日本最大級の睡蓮コレクションがあり、夏はスイレン、ハスの花が咲き乱れます。また、園内には温室があり一年中楽しめる施設となっています。

そして、琵琶湖博物館は、日本最大級の淡水専門博物館で、琵琶湖の成り立ち・生態・人の暮らしを体感的に学べる施設です。また、巨大水槽もあり大人が行ってもかなり面白いです。水槽を泳ぐ琵琶湖固有種のビワコオオナマズなどは必見の価値があります。

さらには、湖岸に生えるヨシ原の景観は素晴らしいです。その湖岸近くにはサギ、カモ、カイツブリなど野鳥がたくさん生息しており、素晴らしき自然環境が保全されています。

烏丸半島の役割は、観光地というだけでなく、琵琶湖の水質浄化や生態系の保全、環境学習の拠点、市民の憩いの場という、かなり重要な役目を担っています。

昭和40年代、日本が急速に発展する中で、湖岸を埋め立てし場所に工場や住宅を建て、その反動として生活排水の流入した結果、琵琶湖の水質が急激に悪化しました。

そのような状況の中、「琵琶湖を守らないと、京阪神1,400万人の水が危ない」という危機感が高まりました。一度は「埋め立て=開発」と進んだ流れの中で、内湖が持つ浄化機能やヨシ原の重要性、生態系の価値が改めて見直されました。

そこで考えられたのが、自然をすべて埋めるのではなく、人工的に地形を整理し、水質保全・研究・教育の拠点として再生するという発想でした。

1970〜80年代に、この考えのもとで、内湖の一部を残しつつ水路・ヨシ帯を計画的に配置する考え方の元埋め立て湖岸を再整備して生まれたのが烏丸半島です。

言わば烏丸半島は「琵琶湖を壊した結果、守るために生まれた半島」なのです。烏丸半島は観光目的で造られた半島ではなく、琵琶湖の水質悪化対策と治水対策を目的に、段階的に整備された人工半島なのです。

水生植物公園みずの森、琵琶湖博物館の施設だけを訪れるのでなく、その周りの湖岸を散策することで、この半島の素晴らしさが分かると思います。

 

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