海津大崎から奥琵琶湖パークウェイにかけては約四千本の桜並木が続く!(ドローン空撮・4k)
「日本のさくら名所100選」にも選ばれている海津大崎の桜。海津大崎は、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地です。
びわ湖随一の岩礁地帯が続き、透明度抜群の湖面と遠くに望む竹生島、その景色の絶妙なコントラストは何度見ても美しく心に残る風景です。
1年を通じて雄大な奥琵琶湖の自然が満喫でき、快適なドライブコースまたはサイクリングコースとしても人気です。特に桜が満開の時期は、多くの花見客で賑わいます。
樹齢80年を越える老桜から次世代へ引継ぐ若木まで約千本の華麗なソメイヨシノが、びわ湖岸延々4キロにわたり桜のトンネルをつくります。
湖岸には珍しい岩礁が点在し、車や歩いて見るのも素晴らしいのですが、湖上を行く船から桜並木を見るのも格別なものです。
今回は、湖上目線で見る桜見物が出来る花見船にターゲットを当てて、空撮動画を編集しました。
さらに、海津大崎から奥琵琶湖パークウェイにかけての約23kmは、滋賀県有数の桜の名所で、並木が途切れる区間もありますが、トータル約四千本の桜並木が続きます。千本桜は全国各地に点在していますが、これだけの数の桜並木はなかなか見ることが出来ません。
また、ここは滋賀の有名な桜並木のドライブコースでもあり、並木が途切れる区間は逆に、琵琶湖の直ぐそばを走れるだけあり、その眺望たるや最高です。
特に桜シーズンは、海津大崎から奥琵琶湖パークウェイに至るまでの琵琶湖岸の道を走るだけで、琵琶湖と桜のコラボを十分すぎるほど満喫できます。
そして、パークウェイの中ほどにあるつづら尾崎展望台から眺める琵琶湖や竹生島と桜のコントラストはとても美しいものです。
奥琵琶湖に春の訪れを告げる代表的な風物詩となった海津大崎の桜並木をネットで調べると、今見られる桜並木は、昭和11年に大崎トンネルが完成したのを記念して旧海津村が植樹したものであると書いてました。
また、この桜並木の誕生は、海津村による植樹に先立つこと5年前、当時滋賀県高島地方事務所に道路補修をする修路作業員として勤めていた宗戸清七が、作業の合間に自費で購入した若木を植えたことに端を発するとの記載もあり、歴史のある桜並木です。
今回は、この歴史ある奥琵琶湖の桜並木を、湖上からドローンで空撮しました。入り組んだ湖岸線に続く桜並木は、琵琶湖と山との境界線でもあり、どこまでも続く桜並木は必見の価値があります。ぜひ見に来てください。