海に浮かぶ神秘的な社殿と大鳥居で有名な世界遺産「嚴島神社」!(4k動画・ドローン空撮)

広島県にある宮島は日本三景のひとつで、瀬戸内海に浮かぶ神秘的な島です。島全体が神域とされており、自然と歴史が調和しているような島です。

そして、島のシンボルは嚴島神社で、海に浮かぶ神秘的な社殿と大鳥居は有名で世界遺産にも登録されています。

平清盛が造営した朱塗りの社殿や大鳥居などのなかで、特に有名なのは海中に立つ大鳥居で、潮の満ち引きによって姿を変えます。

満潮時には鳥居が海に浮かんでいるように見え、また、干潮時には歩いて近くまで行くことができます。

そんな素晴らしき神社へ私はまだ行ったことがありません。今回は、すぐ傍にある広島原爆ドームに行く機会がありましたが、時間に余裕がなかったため、島に渡って参拝することが叶いませんでしたが、神社の全容をドローンで撮影したいとの思いから、本州側の対岸に立ち寄りました。

厳島神社は世界遺産で、もちろんドローン飛行は禁止されています。そのために、私が取った行動は、本州側の対岸から神社の遠景を撮影するドローン飛行です。

私の持っているドローンのカメラは望遠レンズが装備されているため、遠くからでも、まるで近くで撮影しているかのような映像が撮れます。

その利点を生かして神社に近づかずに、撮影したのが今回投稿する映像です。

厳島神社は広島県廿日市市宮島に鎮座する神社で、全国に500以上ある厳島神社の総本社らしいです。

神社の歴史は古く、593年に創建されたとされています。平安時代には、平清盛によって現在のような壮大な社殿が整備されました。

緑豊かな弥山と呼ばれる山を背景に、いくつもの建物が回廊で結ばれた鮮やかな朱色の社殿群と、鳥居が青い海に浮かぶかのように見える姿はとても神秘的で、その美しさはしばしば竜宮城にもたとえられています。

また、島全体が神域とされ、神社は海上に建てられたのは、島に足跡を残さないためと言われています。

そして、厳島神社は、宗像三女神(宗像大社の三女神)を祀っており、航海安全や商売繁盛のご利益があるとされています。

厳島神社は鳥居の規模も圧巻です。高さは16.8mで、木造の鳥居としては日本最大級の規模を誇ります。

干潮の時に鳥居に近づけばその壮大さを実感できると思います。高さは4階建てのビルと同じぐらいあり、柱の周囲は約10m、柱の間が約11m、重さ60tと圧巻の大きさです。

それだけでも圧巻ですが、時間によってはまったくがらりと姿を変えるのも魅力です。

浮かんでいるように見えるのは潮が満ちて床近くまで水につかっているときで、逆に潮が引けば、鳥居の立つ場所まで歩いていくことができます。

今回の撮影時間帯は、運よく潮が引いた時間帯であり、その様子をつぶさに捉えることが出来ました。

本社の面積も本殿の正面間口は約23m、側面奥行は約11mで、これは出雲大社より大きく、日本最大級の面積ともいわれています。

さらに回廊も含めた社殿全体ともなると、とてつもない壮大さとなり、苔を建設した清盛の威光のほどがしのばれます。

平安時代の寝殿造りの本殿、本殿の庭にあたる平舞台、日本唯一の海に浮かぶ能舞台は国宝に指定されており、山の緑と社殿の朱色、青い海のコントラストは神秘的な雰囲気を醸し出しています。

まさに、海上に建つ神社は、日本の建築美を代表しており、さすが世界遺産に認定されるだけのことはあります。

今回は、この厳島神社の海から見る全景と、ズームインで海から見る大鳥居にターゲットを当てたドローン空撮映像は如何でしょうか。

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