桜は日本の春を象徴する花であり、美しい絶景を生み出します!名もない並木「安養寺地先の堤防桜」(ドローン空撮・4k動画)
若い世代は別にして、年を重ねて高齢化していくと、長い寒い冬の間じっと耐えて、春の訪れを待つのは高齢化した人々にとっては誰でも同じだろうと思います。
その中で、特に待ちに待った春本番を告げてくれる桜の開花情報は、心はうきうき体がソワソワするのは私だけでないと思います。
今回は、桜シーズンの到来をお祝いするべく、昨年空撮した長浜市安養寺地先の堤防桜の満開の桜風景を投稿します。(ここは桜の名所でありませんが、桜が咲けば素晴らしい景観を呈しています)
いまさら言うことではありませんが、桜は日本の春を象徴する花であり、美しい絶景を生み出します。
桜の魅力の一つは、短い開花期間です。桜は開花から散るまでが約1~2週間と短いため、その儚さが魅力の一つです。
また、桜にはさまざまな品種があることです。日本には約600種類以上の桜があるとされ、代表的なものに「ソメイヨシノ」「シダレザクラ」「ヤマザクラ」などがあり多種多様な桜風景が見られます。
そして、桜が咲くと風景との調和が素晴らしく変わります。桜は川や湖、城、公園などの景色と調和し、幻想的な絶景を作り出し、見慣れた風景も、桜が咲くだけで華やかさが湧き、見慣れた風景も素晴らしき絶景に代わります。
私は桜が日本独特の植物と思っていましたが、桜は日本固有の植物ではなく、世界各地に自生しています。
特に、アジア(中国・韓国・台湾・ヒマラヤ地域など)、ヨーロッパ、北アメリカにも桜の仲間が存在します。しかし、日本は特に多くの品種を持ち、桜文化が発展しているため、「桜といえば日本」というイメージになっているのだと思います。
多種多様な桜の中で、桜の代名詞となっている「ソメイヨシノ」は日本原産の桜で、人工的に交配され、日本独自の桜であり各地に広まっています。
全国各地で最もよく目にするのが「ソメイヨシノ」という桜で、日本に植えられている桜の約80%を占めており、日本人にとって最も馴染みのある種類です。
ソメイヨシノの発祥の地は上駒込村染井(現在の東京都豊島区駒込)といわれています。ソメイヨシノの歴史は意外と浅く、江戸時代の終わりから、現在の豊島区駒込で商いをしていた植木屋がソメイヨシノを売り出したのが始まりとのこと。
ソメイヨシノは、「染井村」と「吉野山」という地名に由来しています。桜が有名だった「吉野山」の名前と掛け合わせて「ソメイヨシノ」と名前がついたと言われています。
一説では、上野恩賜公園にあるソメイヨシノを原木に、接ぎ木という手法で全国に普及していったと考えられています
その理由は、日本のソメイヨシノは、そのほとんどが全く同じDNAを持つクローンだということが、近年の研究により明らかになったからです。
今回の撮影地先は、特に桜の名所でもない場所なのですが、高時川の堤防沿いに並んで咲いている姿は絵になります。
特に、今回使用している望遠レンズによる撮影で、遠近感覚がなくなるために、より一層、満開の桜並木がきれいに見て取れると思います。如何でしょうか。