東尋坊の傍にある「雄島」は穴場です!必見の価値ありです ( ドローン空撮)
北陸の景勝地「東尋坊」には沢山の人が訪れています。しかし、東尋坊から望むことが出来る「雄島」は訪れる人は少ないです。私も今回初めて行きましたが雄島は東尋坊のついでではなく、メインで行ってほしいくらい、美しい景色があり魅力的なスポットです。
東尋坊から近く、車で15分程度の距離にある小島です。海岸沿いの道を進むと島に渡る赤い欄干の「雄島橋」が見えてきます。橋の手前にある無料の駐車場に車を駐車し、全長224mの歩行者専用の橋を渡ると誰もが島に行くことが出来ます。
島の面積は約10ヘクタール(東京ドーム2個分)で、最も高い場所は標高27m、周囲は約2kmの島で、越前海岸で最も大きい島です。雄島は、今から約1300万年前に噴出したマグマが冷え固まり形成されたといわれます。島を形成する岩は、主に流紋岩と呼ばれる、マグマが流動しながら冷え固まるときにできる美しい縞模様が特徴です。
東尋坊と同様に、この岩が織りなす豪快な景観も見どころの一つ。日本海の荒波や風で侵食されてできた、長い柱を重ねたような形をした岩や、荒々しい岩肌が続く景観は、東尋坊も含めて国の名勝天然記念物に指定されています。
美しい雄島は、古くから地元の人たちには、神の島と呼ばれています。古くから現在まで、神様が宿っている島として崇められている島内には大湊神社があります。(パワースポットでも有名です)
島内を一周できる約2km弱の散策路も整備されており、40分くらいで一周することができます。
潮騒と海の香りを満喫しながら橋を渡り終えると鳥居が待ち構えています。それを潜り急な石段を登り、島の一番高い場所にある大湊神社でお参りを済ませ、島一周の散策です。
気軽に行ける小さな島でありながら、島にはタブノキ、スタジイ、ヤブツバキなど多数の原生林が自生しています。これは全国的にも珍しく、このような手つかずの大自然を身近に感じられるのも雄島の魅力です。
神聖な雰囲気に包まれながら、五感を研ぎ澄ませて散策してみれば、いろんな発見があるかもしれませんよ。是非、東尋坊の帰りに足を運んでください。