本州と九州を結ぶ交通の要衝・関門海峡は、関門橋の下を1日約600隻もの船舶が往来しており,まさに海上交通の要衝!(ドローン空撮・4k動画)

関門海峡は、本州と九州を隔てる海峡です。名前の由来は、下関市の「関」と北九州市門司区の「門」を取ったものだそうです。

そして、この海峡は、約6000年前に本州と九州が分断されで、海峡が形成されたといわれています。

今回は、山口県の絶景を求めて行ったドローン県外遠征の旅で、関門海峡に立ち寄った時に撮影した映像を投稿します。

関門海峡は、本州と九州を結ぶ交通の要衝であるとともに、狭い割に最深部は水深47mもあるとともに、潮流は大潮で最大10ノット(時速18km)を超えることがあり航海の難所でもあります。

その航海の難所を1日約600隻もの船舶が往来しており,まさに海上交通の要衝です。

また、1973年の開通した関門海峡に架かる関門橋は全長1,068メートル、海面からの高さは約61mの吊り橋もあり、陸上交通の要ともなっているところです。

さらに1958年に開通した関門トンネルは、本州と九州を結ぶ最初の海底自動車トンネル。全長約3,461m(うち海底部は780m)もあり、開通当時は世界でも珍しい海底国道トンネルで、日本の戦後復興の象徴でした。

現在は、本州と九州を隔てる交通の要所の関門海峡には4つのルートが存在します。

年代順に紹介すると1942年開通の鉄道トンネル、1958年開通の国道トンネル、1973年開通の関門橋、そして1975年開通の新関門トンネルがあり、まさに陸と海との交通の要所となっています。

過去をさかのぼってみると、関門海峡は諸外国との関係では交流交易や防衛の拠点であり、国内交通では本州と九州の結節点となっていました。

さらに日本海と瀬戸内海をつなぐ海上交通の要衝であり、しばしば歴史の舞台となってきました。

古くは源平の壮絶な戦いが行われた壇の浦。武蔵、小次郎の決闘が行われた巌流島など、この海峡周辺には古くからいろいろな物語があり、いにしえの世に思いを巡らしてみるのもまた楽しいものです。

今回投稿した映像を見てもらえばお判りいただけますが、眼下には青い海と空が広がり、関門橋や船舶の往来が絵になるような風景をつくり出しています。

潮流が速いため、大型船の通行には高度な操船技術が求められます。海峡を行き交う多種多様な船を眺めるだけでも、迫力があり人気の絶景スポットとなっています。

海峡のそばに整備された公園で、潮騒の音を聞きながらこの海峡の風景を見ていると、大型船が行きかう姿に時間を忘れて見入ってしまいそうです。是非、海峡のそばで、見られることをお勧めします。

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