日本が世界に誇る「瀬戸大橋」はまさに橋のテーマパークで凄い!(ドローン空撮・4k動画))

今回、四国の室戸岬と足摺岬などの景勝地撮影のため二回に分けて行った四国ドローン遠征は今年の春でした。折角行ったのでついでにほかの景勝地も回り、概ね四国制覇が出来たかと思います。

室戸岬撮影を中心に行ったときは、明石海峡大橋から淡路島、そして鳴門海峡大橋を渡るルートで四国に行きました。二度目の足摺岬撮影の時は、今回投稿する瀬戸大橋ルートで四国に渡りました。

本州から四国へ渡るには3つのルートがあります。前述した2ルートのほかに「しまなみ海道」ルートがあり、自宅に帰る時にこのルートを渡ったので、この春の遠征は3ルートも制覇することが出来ました。

今回投稿する動画の瀬戸大橋は、日本が世界に誇る橋で岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ橋です。3つのルートの中で唯一、瀬戸大橋線という電車も通っている橋が瀬戸大橋です。

瀬戸大橋は、10本ある橋の総称で、実際には6つの橋(3つの吊橋と2つの斜張橋、1つのトラス橋)と4つの高架橋(陸上部分)をまとめて呼んでいるものです。海峡部分は合計で約9.4kmあります。

着工から9年6カ月を経て総事業費は1兆1,338億円の巨費を投じ、1988年(昭和63年)に全線開通。それにより初めて四国と本州が陸路で結ばれました。

海面から高いので、風が強いことも多い橋です。でも車窓からの瀬戸内海の眺めは絶景!車からでも、JRからでも、瀬戸大橋ならではの景観が楽しめます。

その中で、瀬戸大橋のほぼ中央に位置する与島パーキングエリア。ドライブの休憩・息抜きを兼ねて立ち寄ってみました。

ランプウェイをぐるぐる上り下りして島へ降りられます。途中にチェックゲートがあって、通過したことが分かるようになっています。

パーキングエリアから徒歩で島の集落に行くことができます。真下から見上げる橋、民家の屋根の上に建つかのような橋、さらに瀬戸内の美しい海と島々の風景も印象的です。

今回はドローンの発着点の関係から、パーキングエリアの東側のあまり車が来ない駐車所を選び、そこに車を停めて、海の傍からテイクオフし撮影した動画です。

島の北端には採石場跡があります。与島の採石場は、江戸時代の初期に、江戸幕府の御用丁場のひとつとして、大坂城再築のための採石も行われました。

その後、明治から昭和にかけて採石業が興り、最盛期には約30もの採石業者があり、与島の一大産業となっていたそうです。

今回の映像を見てもらえばお判りいただけると思いますが、グランドキャニオンのような採石場跡に架かる瀬戸大橋は、まるで山から橋が生えているような不思議な景観を見せています。

瀬戸大橋は、日本が誇る近代建築の最高傑作で世界に誇れる芸術作品です。これほどのものは世界にもありません。

岡山県と香川県の間に、形の違ったいくつもの橋が繋がり、見事なものです。瀬戸大橋は、まさに橋のテーマパークと言っても過言でないと思います。

こんな巨大なものを作ってしまう人間たちの力、すごいなとつくづく実感させられます。人間の作った巨大建造物の造形美は、自分の目で見ると確実に感動できます。ぜひ行って見てください。

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