姉川ダム湖の素晴らしき紅葉風景を空撮

 琵琶湖に伊吹山系の水を注ぐ姉川は、中流に姉川古戦場のある川で、その上流の米原市曲谷地先に建設されたのが姉川ダムです。姉川中上流部の治水の安全に寄与するために計画された洪水調整ダムで、昭和60年度から建設事業に着手し、平成14年3月に完成しました。

 今回は、姉川ダムとそのダム湖周辺の絶景空撮動画を皆様にお届けします。今の時期の投稿となれば、紅葉風景ですね。まず、地理的な説明から入ると、姉川ダムへは最寄のインターが長浜・関が原と、どのインターからも似たような距離でたどり着けます。関西のスキー場で有名な奥伊吹スキー場へのアクセス道路の途中にあります。

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 ダムの型式は重力式コンクリートダムで、高さは80.5 mと滋賀県内のダムとしては最も堤高が高く、自由越流式で非常にすっきりとしたダム顔をしています。また、ダムによってできた人造湖は「白龍湖」と名付けられています。白いダムと谷をぬう湖の姿が、水害から人を守った龍のようにも見えることから「白龍湖」と命名されたといいます。

 私にとって、七曲林道を使うと車で30分足らずで行くことが出来る近場のダムです。ここのダムの一押しは、紅葉時期の風景です。ダムと山々の紅葉のコラボレーションは他では味わえないものがあります。

 近場に住んでいる利点は、紅葉のピーク時期が予測できることです。自宅の近くの山々の紅葉が見頃を迎える前に、一段標高の高い姉川ダム湖周辺の山々は紅葉のピークを迎えます。今回は、妻の車で姉川ダムの紅葉空撮に出かけ、予測どおり素晴らしき紅葉が収録出来たので、その絶景を皆様にお届けします。

 ここの紅葉の特徴は、一面の茶色の紅葉の中に、黄色や赤色の紅葉が混ざる、正に、錦色の衣を着飾ったような景色になることです。また、ダム湖にある島も紅葉風景に花を添えています。ダム湖の周囲の山々の紅葉を一望できるダムからの眺望は、絶景紅葉スポットです。その絶景を見れば、誰もが虜になる場所でもあります。

 日本に住んでいる者にとって、四季折々の風景が当たり前となっているのでないでしょうか。日本人はあまり考えたことがないと思いますが、日本は広葉樹の種類が多いため、四季それぞれの木々の表情が変わります。特に、晩秋になると色とりどりの紅葉が見られるのは日本だけなのです。日本の紅葉は最高で、改めて日本に生まれてよかったと思える瞬間でもありました。日本は美しい国です。私は、日本に生まれて良かったとつくづく思います。

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