大量の水が流れ落ちるダイナミックな妙高の名瀑「苗名滝」は、迫力満点で別名地震滝とも呼ばれています
日本の滝100選の一つで妙高の名瀑と言われる「苗名滝」は、新潟と長野の県境を流れる関川にかかる落差55mの滝です。
今回投稿するのは、昨年秋に苗名滝へ行った時の映像で、遠景をドローンで撮影後、実際に歩きながら手持ちビデオで撮影した映像です。
399号線を黒姫高原方面に向かい、川が見えてきたら橋の手前右折して川沿いを走ります。3分ほど走るとレストラン苗名滝苑があり無料の大きな駐車場があります。
駐車場に車を停め歩いていると、まず吊り橋と大きな砂防ダムが目に入ります。何度も氾濫したため、現在は関川にかかる立派な砂防ダムが造られています。
苗名滝の絶景を見に行くために、吊り橋を渡り橋越しに砂防ダムを見ながら対岸に進み、階段を2回昇り降りして谷川沿いの遊歩道らしき自然道を進みます。遊歩道も吊り橋も整備されていますが、これが無料というのが嬉しい滝です。
この遊歩道は、少しぬかるんだ場所もあるのですが、急傾斜もなく比較的歩きやすいです。
遊歩道を15分位歩くと、段々滝の音が大きく似ってきます。そして、つり橋がありその向こうに苗名滝が見えます。吊り橋から滝は正面に見ることが出来るのですが、距離的には少し離れています。しかし、滝が見えだすとその迫力が凄く、谷間に轟音と流れ落ちる音が響き渡ります。
苗名滝は柱状節理を持つ玄武岩の岩壁を、大量の水が流れ落ちるダイナミックな滝で、流れ落ちる水量が多く、その様は迫力満点で、スケール感も大きいのが特徴です。
流れ落ちる大量の水の音の響きがまるで地震が起こっているように感じることから、別名地震滝とも呼ばれています。
55mの落差のある滝は迫力満点で、綺麗でずうっと見てても飽きないです。滝壺の近くに東屋があり、そこにいると滝のしぶきが飛んできて、涼しさとマイナスイオンが気持ち良い妙高の観光スポットの一つです。
駐車場から徒歩15分位ですので、歩くのが苦手な方でも素晴らしい自然と滝を楽しむことができます。ぜひ行って見てください。