和歌浦湾の岬にある番所庭園は、海の見張り番所跡であり太平洋を一望できる絶景スポット!(ドローン空撮・4K動画)

番所庭園は、海岸線が美しい和歌山県和歌山市の雑賀崎にある「番所ノ鼻」と呼ばれた和歌浦湾に突き出た岬にあり、太平洋を一望できるスポットです。

ここは、かつては「海の見張りの場」だった見張り番所跡で、黒船の航行を見張っていたという説が残る場所です。

今回は、この岬にある番所庭園にターゲットをあてたドローン空撮動画を投稿します。

 

先般、雑賀埼の街並みを一目見ようと行った際に、立ち寄ってみました。雑賀埼の港からすぐ近くにあります。

平地の少ない丘陵地にある港町は、特有の山肌にしがみ付くような建物が建つ町並みで、そこを縫うようにして走る道路は、急なアップダウンのある狭い道しかありません。

そんな狭い道路を走りぬけ、番所庭園のある駐車場に着きました。平地の少ない地形のため、唯一の駐車場として、庭園入園料の¥600円以外に、更に駐車料金500円とは,随分と割高感がありました。

 

園内には芝生が張られており、日本庭園にあるような松がたくさん植えられています。また、東屋や石橋、海を背景にした岩場など、写真映えするスポットも多数あります。

人工的な美しさではなく、自然と調和した落ち着いた空間が魅力で、都会の喧騒から離れ、波の音と風の音だけが聞こえるような静寂と癒しの空間が広がります。

そんな背景なので、ゆっくり散策しながら心を落ち着けるにはぴったりの場所です。

ここは紀州藩が海の防備のために設けた見張り番所の跡地で、瀬戸内海国立公園内の景勝地五十ヶ所にも選ばれている景勝地でもあります。

細長く断崖絶壁となった突き出た岬は、美しい海岸美を楽しむことができます。かつて聖武天皇が和歌の浦を訪れた際、藤原卿が雑賀浦の漁火を見て詠んだ歌が万葉集に収録されており、その歌碑が庭園内に建てられていることから、万葉ゆかりの地としても知られるようになりました。

この万葉ゆかりの地で、庭園は海を借景に芝生が広がる園となっており、大自然を満喫しながら、眼下には雄大な海の景色が広がりを楽しむ事が出来ます。

また、隣にある灯台を見上げながら先端まで行くと、青い海と大島や双子島の絶景に圧倒されます。途中には恋人岬もあり、磯釣り客が海岸まで下りて行けるようです。

歴史的な背景を感じられる場所でもあり、文化的な価値も高いです。海を見張っていた当時の雰囲気を想像するのも良いかもしれません。

皆さんも、一度この番所庭園に訪れ、目にも鮮やかな大芝生と、海と空がおりなす絶景を眺めて心身をリフレッシュしてみるのも良いですよ。

 

 

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